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原澤 恵太さんの「神奈川の水族館ランキング」

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更新日: 2020/08/25
原澤 恵太

水族館研究家

原澤 恵太

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まえがき

神奈川県内の水族館ランキングについて、直近で最も来館者に関するデータの多い2016年度の来館者数順を基本としてご紹介します。

長く海に面しており、人口も多い神奈川県には、多くの水族館があります。ランキングでご紹介する水族館は、神奈川県内でも比較的来館者数の多い水族館ですので、多くの方が行ったことのある水族館も含まれている可能性も高いですが、ぜひご覧ください。

ランキング結果

1新江ノ島水族館

新江ノ島水族館
公式サイトhttps://www.enosui.com/
交通アクセス小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅より徒歩約3分
江ノ島電鉄 江ノ島駅より徒歩約10分
湘南モノレール 湘南江の島駅より徒歩約10分
営業時間10:00〜17:00(最終入場16:00)
※日によって異なる場合があります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
入場料金大人:2500円
高校生:1700円
小学生・中学生:1200円
幼児(3歳以上):800円

歴史を受け継ぎながら新たな挑戦を続ける水族館

世界でも有数の深さを誇る相模湾が目の前に広がる新江ノ島水族館では、相模湾に生息する生き物が数多く展示されています。こうした背景から深海生物の展示が充実しており、特に深海の環境(化学合成生態系)を再現した水槽は新江ノ島水族館ならではの展示です。

また、前身の「江ノ島マリンランド」は日本で初めてイルカショーを行ったという歴史を持っています。2012年には飼育下で5代目になるイルカの繁殖に成功しており、これは世界初の快挙とも言われています。

さらに「江ノ島」といえばシラス丼が有名ですが、新江ノ島水族館では、世界で唯一シラスの展示をしています。シラスはちょっとした刺激で弱ってしまい、とてもデリケートなため飼育するのが難しいのですが、新江ノ島水族館では、様々な試行錯誤と経験を通じて、何代にも渡る繁殖に成功するまでとなっています。こうした技術が磨かれていくことは、将来私たちが食べるシラスを守ることにも繋がることにも期待されるので、ぜひ応援してください。

2横浜・八景島シーパラダイス

横浜・八景島シーパラダイス
公式サイトhttp://www.seaparadise.co.jp/
交通アクセスシーサイドライン 八景島駅より徒歩すぐ
営業時間10:00〜18:45
※営業時間は施設ごとに異なります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
入場料金・ワンデーパス
大人・高校生:5200円
シニア(65才以上):3700円
小・中学生:3700円
幼児(4才以上):2100円

海獣から深海まで人気の展示が充実

神奈川県の横浜市にある「八景島」は、島全体が公園やレジャーになっており、横浜八景島シーパラダイスはその中心的な施設です。
大きく4つの建物に分かれており、いわゆる「水族館」部分だけでなく、イルカやクジラなど生き物との触れ合いを中心としたエリアなど、目的ごとに様々な体験できます。

「アクアミュージアム」と名付けられた水族館部分では、ホッキョクグマやセイウチ、アザラシなどの「海獣」と呼ばれる海の哺乳類が充実しています。
また、神奈川県内はもちろん、全国的に比較しても特にペンギンの種類が多いのが特徴で、大きな身体のキングペンギン(オウサマペンギン)やツンツンした冠羽と呼ばれる部分が有名なイワトビペンギンなどに出会うことができます。

さらに、八景島が面している東京湾には「東京海底谷」という深い谷があることから、深海をテーマにした「深海リウム」というコーナーも。不思議な見た目や生態の深海生物を通じて、多様な生き物たちの魅力をぜひ感じてください。

3京急油壺マリンパーク

京急油壺マリンパーク
交通アクセス京浜急行電鉄本線・久里浜線「三崎口駅」1番バス乗り場より「京急油壺マリンパーク」行き乗車
営業時間9:30~16:30
入場料金大人(高校生以上):1800円
中学生:1300円
小学生:900円
幼児(3歳以上):300円
ペット(要手続き):500円

ペットも連れてゆったり楽しめる水族館

三浦半島の南端にある油壺マリンパークには広い屋外スペースがあり、なんとペットも家族の一員として連れて入ることのできる珍しい水族館です。

2014年にオープンしたコツメカワウソの屋外展示「かわうその遊び場」では、複数の水槽が繋がった展示が特徴的で、人気のコツメカワウソが自由自在に移動する様子が見られます。水中を泳ぐ様子や、器用に手足を動かして餌を掴む姿などは、コツメカワウソの生態に関心を持つ良い機会になります。
そんなカワウソの展示にはこだわりがあり、隣接する「かわうその森」では、かつて日本に生息していたニホンカワウソの記憶を大切に、これからも残していきたい日本の自然風景が再現されていますので、ぜひゆったりとした気持ちでリフレッシュしてください。

また、屋内施設では、大型のサメなどが泳いでいる360度の回遊水槽や、今は全国的にも珍しくなった「劇場型」のアシカ・イルカショーパフォーマンスなど、油壺マリンパークならではの魅力がたくさんあります。

神奈川県には他にも大小様々な魅力的な水族館がたくさんありますので、ぜひ皆さんも色々な水族館を訪れてみてください!
弊サイト「水族館.com 」でも全国の水族館を詳しくご紹介していますので、ご参考にしてください。

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