みんなのランキング

玉三郎さんの「猫の絵本ランキング」

0 0
更新日: 2021/01/12

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

大人も子供も楽しめる名作

タイトルの通り、100万回死んで100万回生きた猫が主人公です。あるときは王様のねこ、あるときは船乗りのねこ、あるときは手品使いのねこ……とさまざまな飼い主のもとで生と死を経験します。でもねこは人間が嫌いで飼い主と別れるときはまったく悲しんだりしませんでした。そんなねこは、今度は野良猫に生まれ変わり、とある出来事がきっかけで愛や悲しみを知っていくというストーリーです。これを初めて読んだ時の年齢は幼稚園の年長くらいでした。ぐりとぐらやはらぺこあおむしのような明るい話ばっかり触れていたので、こういう悲しい結末の絵本は新鮮に映っていたと思います。当時は泣くまではいきませんでしたが、小学校に上がってからたまにふと100万回生きたねこの話を思い出すときがあって、図書室に読みに行ったこともあります。そして今は絵本を読むまでにいたりませんが、似たような転生ものや死別エンドの切ない話を好んで読むようになりました。そういえばTwitterで回ってきたツイートに、昔読んだ絵本は今の性癖を作っているみたいな内容が書いてあって、転生、ループ、死別……もしかして・100万回生きたねこ。とても納得してしまいました。絵本を読む年齢の子どもから、悲しいけど深い話やループものが好きな大人まで、楽しめる作品です。

イラストが癖になる

とらねこ大将と10ぴきののらねこたちが主人公の絵本です。彼らはいつもお腹を好かせていて、獲物を獲得しても11等分しなきゃいけないため全然満たされない。そこで猫たちは、怪物みたいに大きな魚を取りに行くというあらすじです。猫たちがお腹いっぱい食べたいが故に協力して作戦を実行していく姿や、味のあるイラストが可愛い。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる