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神奈川 建一さんの「純米酒ランキング」

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更新日: 2020/07/10
神奈川 建一

日本酒ブログ「お酒ミライ」運営

神奈川 建一

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まえがき

お米と水と麹だけで作られた日本酒、それが「純米酒」です!純粋の純という文字が入るお酒って素敵だと思いませんか?

実は日本酒全体の中ではかなり少数派であります。しかし、近年注目度がぐんぐん上がり、地酒、全国銘柄問わず生産される量が増えているのです。


お米の味とアルコールのバランスが調和しているのが、純米酒のいいところです。今回はそんな純米酒の良さが味わえるお酒をセレクトしてみました。参考にしてみてください。

ランキング結果

1風の森 ALPHA TYPE1

風の森 ALPHA TYPE1

引用元: Amazon

酒蔵油長酒造(奈良県)
味わい-
アルコール度数14%
日本酒度 / 酸度-
精米歩合65%
公式サイトhttps://yucho-sake.jp/kazenomori

溢れ出るフルーティさと微炭酸!

奈良県にある新進気鋭の酒蔵さんの銘柄・風の森の商品です。さまざまな新しい技術を導入し、すばらしい味わいのお酒をリリースしている蔵元です。

このALPHA TYPE1は同銘柄の中でもお手頃(4合瓶1300円ぐらい)で入手しやすい純米酒ですね。しかし、味わいは一切手抜きなし。この蔵の特徴を十分に味わえるでしょう。

テイストは、華やかでスッキリしたフルーティな香りがあり、柔らかな甘みをシュワシュワする微炭酸が包みこむというスタイル。まるで日本酒じゃないみたいです。そしてとってもおいしい!

アルコール度も低めで、どなたにでもおすすめできる1本です。

2クラシック仙禽 雄町

クラシック仙禽 雄町

引用元: Amazon

酒蔵せんきん(栃木県)
味わい辛口
アルコール度数15%
日本酒度 / 酸度-
精米歩合麹:50% 掛:60%
公式サイトhttp://senkin.co.jp/

料理との相性が最高すぎる純米酒

栃木県の酒蔵さんがつくる日本酒です。「せんきん」と読みます。酸味をいかした味わいの日本酒が特徴で、あっという間に日本酒シーンの主力銘柄になりました。

このお酒は名前の通り、昔ながらの日本酒の飲み方(夕食を食べながら飲む)に向いたタイプの日本酒です。しかし味わいは全く違います。軽やかで落ち着いた甘みにしっかりした酸味が交じる、モダンなテイストですね。

食卓が進化すれば日本酒も進化します。このクラシック仙禽は洋食化が進み、肉料理や油を多用した食事が増えた現代日本のための食中酒なのです。

開栓後でも味わいが安定しているので、晩酌が好きな方は一升瓶買いもおすすめですね。

3菊正宗 純米樽酒

菊正宗 純米樽酒

引用元: Amazon

酒蔵菊正宗酒造(兵庫県)
味わい辛口
アルコール度数15%
日本酒度 / 酸度+5.0 / -
精米歩合-
公式サイトhttps://www.kikumasamune.co.jp/products/brand/taru/

杉の香が癖になる味わい

兵庫県灘地区にある大手酒蔵・菊正宗の商品です。さまざまな量販店で販売されているので、見たことがある方も多いと思います。

こちらはもともと醸造アルコールを添加した本醸造酒だったお酒です。それが最近純米酒化されてリニューアルしたのですね。大手酒蔵の純米酒シフトを感じる出来事です。

樽酒という名前の通り、お酒の貯蔵に杉樽を使用しているお酒です。そのため杉の香がお酒に移っているのですね。

えー、それおいしいの?と思われるかもしれませんが、これがおいしいんです。香りはまるで森林浴しているかのよう。味わいは独特の渋みがあり、旨みと混ざって美味です。

ぬるめの熱燗も最高ですね。4合瓶1000円ぐらいなので、気軽に試してみてください。

あとがき

一言で純米酒と言ってもその味わいは膨大で、とても紹介しきれません。ぜひご自身で色々なタイプを試してみてください。

純米酒はそのシンプルな原材料構成が海外で販売する際に有利なんだそうで、もともと醸造アルコール添加のお酒が主力だった酒蔵が海外用につくるようになってきました。もしかしたら、純米の日本酒が店頭に並んでいるのを海外旅行で見る経験が普通になるかもしれませんね。

日本酒の可能性を広げる純米酒、その未来に期待大です!

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