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蜂須賀 紀子さんの「ライトボディ赤ワインランキング」

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更新日: 2020/09/08
蜂須賀 紀子

ソムリエ・ワイン文化講師

蜂須賀 紀子

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まえがき

「ライトボディ」というのも定義が難しいところですが、ここでは「タンニンが控えめ」「果実味は穏やか」「酸味がすっきり」「旨味が中心」「飲みやすい」というあたりのイメージで選びました。

パンチの強さや凝縮感はないけれど、じわじわと旨味が口の中に広がるようなワインですね。

普段から私も大好きなカテゴリーのワインなので、ぜひ参考にしてみてください^^

ランキング結果

1ヴァンサン・トリコ レ・ミラン

ヴァンサン・トリコ レ・ミラン

引用元: Amazon

タイプ赤ワイン
味わいミディアムボディ
生産地フランス オーヴェルニュ
生産者ドメーヌ・ヴァンサン・トリコ(Domaine Vincent Tricot)

体に染み入る旨味がぎっしり!じわじわ美味しい、薄旨ワインの決定版

ヴァンサン・トリコは、いわゆる自然派の造り手。フランスの真ん中にあるオーヴェルニュ地方は、ワイン産地としてはかなりマイナーですが、実はナチュラルワイン好きにとっては大注目の産地なのです。

こちらのレ・ミランは、ピノ・ノワールやガメイをブレンドして造られた、非常にピュアな味わいの赤ワイン。全体の印象は軽やかなのに、味わう内にじわじわと旨味が広がって、ついまた次の一杯を飲みたくなるような、なんとも忘れ難いワインなのです。

野菜料理や和食との相性もいいので、日本の食卓に並べるのに最適な一本の一つ。柔らかな薄旨系のワインがお好きな方は、ぜひ一度お試しを!

2千歳ワイナリー 北ワイン ピノノワール

千歳ワイナリー 北ワイン ピノノワール

引用元: Amazon

タイプ赤ワイン
味わいミディアムボディ
生産地北海道
生産者北海道中央葡萄酒・千歳ワイナリー

上質な北海道のピノノワールを使った、エレガントな「北の」味わい

日本ワインには軽やかなものが多く、「ライトボデイ」と呼べるワインがたくさんありますが、こちらはその中でもじんわりとした旨味の余韻がしっかりと感じられる一本。私が大好きな木村農園さんのピノノワールを使い、チャーミングかつエレガントに、香り高く仕上げられたワインです。

日本のピノノワールというと、価格が高くて入手困難…というイメージがあるかもしれませんが、こちらは比較的手に入りやすいというのもまた魅力。千歳ワイナリーは、山梨のグレイスワイナリー中央葡萄酒の分社で、味わいにも安定感があります。

日本ワインを扱う酒屋さんには並んでいることもあると思うので、見かけたらぜひトライしてみてくださいね!

3勝沼醸造 アルガーノ モンテ(赤) アルガの山

勝沼醸造 アルガーノ モンテ(赤) アルガの山

引用元: Amazon

タイプ赤ワイン
味わいミディアムボディ
生産地山梨県
生産者勝沼醸造

ここ近年で急上昇!マスカットベリーAの繊細な旨味が見事に詰まった一本

勝沼醸造といえば甲州。というぐらい、こちらのワイナリーの甲州ワインのクオリティの高さは有名ですよね。かくいう私も、勝沼醸造の「甲州イセハラ」が最初に魅了された日本ワインだったぐらいです。

なので、どちらかというと赤ワインは埋もれがちで、ワイナリーに伺ってお話を聞いても、赤にはあまり力を入れてない感じがあったのですが…。いやー、ここ数年の進化はすごい。ほんとにすごい。久しぶりに飲んでびっくりしました。

日本固有のぶどう品種・マスカットベリーAらしい優しくチャーミングな香りに、液体の柔らかさがとても心地よく、じわじわと旨味が引き出されてくる感じです。

ライト〜ミディアムといった印象ですが、親しみやすく安心感のある味わいのワインです。

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