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福島の甚六さんさんの「ライトノベルランキング」

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更新日: 2020/05/15

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ランキング結果

不純物が一切ない恋愛ライトノベル

今までに読んだライトノベルの中で一番ハマったライトノベルです。
恋愛モノというのは主に恋愛だけでなく、他にあるテーマを引っ張って恋愛につなげているものがほとんどです。
身分の違いという問題がある中で恋愛をするものもあれば、初めは恋に落ちるつもりもなかったのにどんどん恋愛に発展していくものもあります。
このライトノベルのテーマは恋愛そのもので、恋愛以外の要素はあれど、これほど恋愛とは何かを考えさせられた小説はありませんでした。
書店でなかなか見かけないかと思いますが、見かけたら是非購読していただければと思います。

圧倒的な文章力と幻想と現実の入り混じったライトノベル

古い小説で知る人ぞ知るというようなライトノベル。
最初の数ページは現実感しかないが、読み進めるにつれ幻想的な世界に連れ込まれます。
作者の文章力は凄まじく一人称の小説ながらまるで読者が自分語りをしているような感覚に囚われるくらいの圧倒的な文章力。
グイグイ読ませる文章を書けるのはこの人しかいないと思います。
暗い話で、読み終えた後の気分はこの小説でしか味わえません。
星海社文庫で再販はされたものの、ファンが増え徐々に購入できなくなる可能性があるので、購入はお早めに。

3ビアンカ・オーバースタディ

ビアンカ・オーバースタディ

引用元: Amazon

『ビアンカ・オーバースタディ』は、筒井康隆が2012年に発表したライトノベルである。

巨匠と有名イラストレータのコンビが描く超過激なライトノベル

筒井康隆と聞いてあの人だと思い浮かべる人は多いだろうと思います。
名作「時をかける少女」や「日本以外全部沈没」などのショートショートでも有名な御年85歳の小説家です。
その巨匠が執筆したライトノベルですが、簡単に言えば超過激です。
絵を描くのはライトノベルアニメの爆発的人気を生んだ「涼宮ハルヒの憂鬱」のイラストレーター・いとうのいぢさんで、外見はどこにでもあるようなライトノベルですが、内容の過激さはライトノベル界でもトップに入るレベルです。
一般小説にもこのような表現は度々出てきますが、これをライトノベルで、しかも筒井康隆がいとうのいぢさんの挿絵でできているのがこの本です。
続編もあるので気になる方はそちらもどうぞ。

これはミステリーだったのか……?

ライトノベルが爆発的人気になるきっかけとなった『涼宮ハルヒの憂鬱』と似た要素を持つ作品をオタクたちは「セカイ系」と呼ぶ。
セカイ系と呼ばれる作品は数多くあり、代表的な作品でいえば『最終兵器彼女』『イリヤの空、UFOの夏』、最近でいえば『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』などがあげられる。
セカイ系とは主人公と主にメインヒロインとの関係から周りに様々な事象や現象が起きてその世界がパニックになるというもの。
今作もセカイ系と呼ばれるもので内容のぶっ飛び具合とかは一言で言えばパンクです。
ライトノベル界の奇書と呼ばれるもので、今作のパンク具合は半端ないです。

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