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永井 勇成 / ゆうせいさんの「恋愛映画ランキング」

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更新日: 2020/11/20
永井 勇成 / ゆうせい

映画メディア編集者・ライター

永井 勇成 / ゆうせい

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まえがき

恋愛映画にもいろいろありますが、

・コメディ
・国民的アニメ
・お年寄り

をキーワードに選んでいます。どの作品も一見すると恋愛映画っぽくありませんが、物語の核にはしっかりとした純愛があります。せひお楽しみください。

ランキング結果

1星の王子ニューヨークへ行く

星の王子ニューヨークへ行く

引用元: Amazon

制作年1988年
上映時間117分
監督ジョン・ランディス
メインキャストエディ・マーフィ(アキーム王子)、アーセニオ・ホール(セミ)、シャーリー・ヘドリー(リサ・マクドゥーウェル)、ジェームズ・アール・ジョーンズ(ジョフィ・ジャファ王)、ダリル・ジェンクス(エリク・ラ・サル)ほか
主題歌・挿入歌Coming to America / THE SYSTEM
公式サイト-

お金の力を借りずに己のステータスだけで勝負する

アフリカのとある国の王子が、結婚相手を探しに身分を隠してニューヨークに行くお話です。

その身分の隠し方も徹底していて、王子どころかお金持ちの設定すらありません。アフリカから来た留学生という、結婚相手探しにはかなりハードルの高いところから入ります。

「とは言え王子だから、お金はたくさんあるんでしょ?」

と思っていたら、冒頭でお金は恵まれない人に寄付し、ほぼ無一文になります。もっとわかりやすく言えば、無課金ユーザーとしてフィールドに降り立ちます。圧倒的に不利な状況から、すでに彼氏がいるヒロインに一目惚れする王子。

お金はなくても気骨はある。どんな相手にも敬意を払い、略奪することなく少しずつ相手が王子のことを好きになっていく。ラストには驚愕の展開が待っている本作、私は年に一度、必ず見るようにしています。

2名探偵コナン から紅の恋歌

名探偵コナン から紅の恋歌

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リー毛利小五郎の対談のために大阪の日売テレビへやってきたコナンたち一行は、スタジオで行われているかるたの大会『皐月杯』のリハーサルを見学していた。そこには、服部平次と遠山和葉、大会出場予定の和葉の同級生・枚本未来子、そして未来子の対戦相手となる大岡紅葉の姿があった。しかし、リハーサル中にスタジオ内で爆破事件が発生。実はテレビ局には、百人一首の札の画像が添付された爆破予告のメールがテレビ局に届いていたのだった。奇跡的に死者は出なかったものの、未来子は腕を負傷し大会の出場ができなくなってしまった。そして、未来子の代理として大会に参加することになった和葉は、紅葉から平次をめぐって対戦することを持ちかけられる。百人一首と爆破事件をつなぐ真実とは。和葉と紅葉の勝負の行方はいかに......。
制作年2017年
上映時間112分
原作青山剛昌
キャラクターデザイン須藤昌朋
監督静野孔文
プロデューサー諏訪道彦、近藤秀峰、石山桂一
メインキャスト高山みなみ江戸川コナン)、堀川りょう服部平次)、宮村優子(遠山和葉)、山崎和佳奈(毛利蘭)、緒方賢一(阿笠博士)ほか
総作画監督須藤昌朋
演出静野孔文、寺岡巌、金井次朗、永岡智佳、工藤隆光
主題歌・挿入歌渡月橋 〜君 想ふ〜 / 倉木麻衣
制作会社トムス・エンタテインメント、V1Studio
公式サイト-

クライマックスは女性も男性も胸キュン必至

本作は「名探偵ヘイジ」による胸キュン必至の恋愛映画です。

もちろんコナンですから、殺人事件は起きますし、推理も捜査も楽しめます。でも、冒頭5分で確信することでしょう。本作に限っては、主人公はコナンじゃない、西の高校生探偵として名を馳せる「服部平次」だと。

平次は幼馴染の和葉と、

・本当は想い合っているのに素直になれない
・でも両思いっぽいと気づいている
・だけど想いを伝えたら関係が壊れるかもと不安
・とはいえこのままじゃ前に進めないし…

ってことをずっと続けているわけですが、本作ではコナン史上に刻まれる決め台詞を和葉に伝えます。女子なら言われたいし、男子なら言ってみたい。いま思い出しても「へいじぃいいいい!!!」と叫びたくなるほど最高です。

ぜひヘッドホンでお楽しみください。

3やさしい嘘と贈り物

やさしい嘘と贈り物

引用元: Amazon

制作年2008年
上映時間92分
監督ニコラス・ファクラー
メインキャストマーティン・ランドー(ロバート)、エレン・バースティン(メアリー)、エリザベス・バンクス(アレックス)、アダム・スコット(マイク)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

老人の恋愛だとあなどるなかれ

大事なことなので先に書いておきます。本作は、あらすじを読んではいけません。予告編も見てはいけません。その方が絶対に楽しめます。約束ですよ。では、そこには触れずに解説しますね。

スーパーマーケットで働くおじいちゃんが、お客のおばあちゃんに恋をする物語です。おじいちゃんでもやっぱり恋をすると少年のようになってしまうんだなぁ。おばあちゃんも少女のようにキュートだなぁ。

でも冒頭からずっと何か違和感がある…。ただの気のせいかなと思っていたら、嘘みたいな急展開がやってきます。

「究極の愛」なんて言葉はもう聞き飽きて、ようするに好きなんでしょ?と斜に構えてしまいそうになりますが、本作はそれ以上の言葉が見つからないほどの究極の愛です。

自分が年老いたとき、こんな恋愛ができるだろうか、ここまで愛せるか、愛してもらえるかと考えさせられます。ぜひハンカチ、いえ、タオルを準備してご覧ください。

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