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平 格彦さんの「メンズハイブランドランキング」

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更新日: 2020/12/16
平 格彦

ファッションライター/編集者

平 格彦

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ランキング結果

1グッチ(GUCCI)

グッチ(GUCCI)

GUCCI Logo by Eric / CC BY

グッチ(Gucci)は、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci, 1881年 - 1953年)が1921年に創業したイタリアのファッションブランド、および同ブランドを展開する企業である。バッグ・靴・サイフなどの皮革商品をはじめ、服、宝飾品、時計、香水などを幅広く手がけている。 ケリンググループの中核をなすブランドで、同系列にサン・ローラン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、セルジオ・ロッシ、ブシュロン、プーマなどのブランドがある。以前は「グッチ・グループ」として、これら系列各社を代表する存在であったが、1990年代に創業家のお家騒動と外資の買収に翻弄された経緯(後述)が関係し、フランスの流通大手企業であるPPRの保有会社となった。2011年にグループそのものがPPRグループの100%子会社化されたことで、系列会社を含めて「PPRラグジュアリー・グループ」所属、また2013年の社名変更により「ケリンググループ」の構成企業となった。 ブランドの元祖と呼ばれ、世界で初めて、品質保証のためにデザイナーの名前を商品に入れたことでも知られる。

ラグジュアリーなのに刺激的なデザインに注目!

言わずと知れたイタリアを代表するラグジュアリーブランド。個人的にはフリーダ・ジャンニーニ氏が手掛けていた頃のトラッドかつエレガントなデザインが好きでしたが、最近の攻めているデザインからも刺激を受けます。

メンズのコレクションで象徴的な定番は「ホースビットローファー」。メタルパーツがリュクスなムードを放つ靴は、足元からコーディネート全体のグレードもアップしてくれます。

小物に関しては、ロゴや柄のバリエーションが多いのもポイント。控えめだけど個性もある財布などが豊富に揃っています。今なら、少しカジュアルでとっつきやすい〈ディズニー〉とのコラボアイテムが狙い目です。

2バレンシアガ(Balenciaga)

バレンシアガ(Balenciaga)

BAL logo.jpg by Adrock182 / CC BY

バレンシアガ(Balenciaga)は、バスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガによって1914年に設立されたファッションブランド。本店はフランス・パリ8区のジョルジュ・サンク大通り(ジョージ5世通り)10番地にある。 現在はケリングに属する。

ストリート感の漂うラグジュアリーのさじ加減が絶妙!

ストリートブランド〈ヴェトモン〉を立ち上げたデムナ・ヴァザリア氏がアーティスティックディレクターに就任してからの〈バレンシアガ〉は、ラグジュアリーとストリートが融合。その後の大きなトレンドを牽引してきました。

そんな流れで代表作となったのがダッドスニーカー(お父さんが履くようなレトロでダサいスニーカー)。私はスニーカーが好きなので、スニーカーの選択肢を広げてくれたことに感謝しています。

また、ロゴ入りのシンプルなベースボールキャップも模造品が出回るほど大人気。キャップがきっかけで〈バレンシアガ〉を知った人も少なくないようです。

アウター類に関しては、〈ヴェトモン〉を連想させる袖丈が長いデザインもラインナップ。ルーズな印象がストリート感を演出してくれますが、コーディネートのハードルは高いので要注意です。

これから〈バレンシアガ〉を愛用したい人は、スニーカーや被り物など、コーディネートに取り入れやすい小物類から取り入れるのがおすすめです。

3メゾン マルジェラ(Maison Margiela)

メゾン マルジェラ(Maison Margiela)

“メゾン・マルタン・マルジェラ”(Maison Martin Margiela)は、ベルギー出身の同名のファッションデザイナー(1957年生)の制作による、1988年設立のフランス・パリ発のファッションブランド。婦人・紳士向けの既製服をはじめ、各種アクセサリーや香水などを展開している。 創立者にしてそのデザインを長年にわたり担ったマルタン・マルジェラは、デビュー当時こそコレクション等に顔を出していたこともあったようだが、しだいに公の場に姿を見せることはほとんどなくなっていき、その素顔を知る人物はファッション業界関係者でさえ極少数。雑誌のインタビューもFAXで質疑応答するなど、ミステリアスな存在として知られてきた。2008年に引退しており、このブランドとはもう関わっていない。 ジョン・ガリアーノのクリエイティブディレクター就任を経て、2015年よりブランド名を“メゾン・マルジェラ”(Maison Margiela)に変更している。

奇抜に見えて哲学を感じさせる孤高のコレクション

〈メゾン マルジェラ〉は、パリが拠点の高級ブランド。ベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラ氏によって設立されました。独自の視点で服作りを行い、奇抜に見えるデザインでも〈メゾン マルジェラ〉なら納得してしまえるという存在です。

ちなみに、以前は「メゾン マルタン マルジェラ」というブランド名でしたが、2014年にジョン・ガリアーノ氏がクリエイティブ・ディレクターに就任し、2015年に改名しています。

衣服の再構築や再定義、コンセプチュアルな手法は健在で、どこか哲学を感じさせるコレクションに魅了されている根強いファンは少なくありません。私自信も、思想を感じさせるクリエイションが好きで今回ピックアップしました。

コラボレーションも多く、最近はシグネチャーシューズの「タビ」と〈リーボック〉の「インスタポンプフューリー」を融合させた作品が話題に。また、サークル型のジャケットやバッグを展開した〈ザ・ノース・フェイス〉とのコラボレーションも人気を集めています。

良くも悪くもクセのあるデザインなので、着こなすのは容易ではないと思ってください。ただし、アクセサリーコレクションであることを表す「MM.11」のプリントが入った「レザー小物」なら、個性と使いやすさがちょうど良いバランス。今っぽい小ぶりなバッグとしても使える「フォーンポーチ」などから〈メゾンマルジェラ〉の魅力を体感してみてください!

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