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みどりさんの「宮部みゆきおすすめ作品」

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更新日: 2020/07/01

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ランキング結果

1火車(小説)

火車(小説)

引用元: Amazon

『火車』(かしゃ)は、宮部みゆきのミステリー小説、およびそれを原作としたテレビドラマ作品、映画作品。 社会問題としての消費者金融のありかたをテーマとしており、サラリーマン金融やカード破産などの借財と多重債務をめぐる取り立てに翻弄される女の生き様を、彼女のことを追い求める刑事の視点から描く。

ミステリーの金字塔。宮部みゆきを初めて読む人にも進めたい一冊。

今の社会より若干前の時代設定にもかかわらず、ローン関係の描写などは今読んでも同じぐらい迫力があります。
エピローグはバッサリカットされていて終わり方は賛否両論分かれるようですが、読後余韻に浸りながら考えられるという点が秀逸だと思います。

2模倣犯(小説)

模倣犯(小説)

引用元: Amazon

『模倣犯』(もほうはん)は、宮部みゆきによる長編小説。2001年11月、第55回毎日出版文化賞特別賞受賞。2002年芸術選奨文部科学大臣賞文学部門受賞。 「天才」を自称する犯罪者の暴走を描いたサスペンス作品で、犯罪被害者・加害者双方の視点から一つの事件を描写する事によって、エリートを僭称し、完全犯罪を企てたつもりになっている犯罪者の愚かさと幼稚さ、それとは対照的な位置に生きる人々がのぞかせる優しさや器量の大きさを、そして犯罪被害者や加害者の家族が直面する地獄をリアルに再現している。

読み応え度「大」の超大作

かなりの大容量ですが、読み始めると中だるみすることもなく一気に読み切ってしまいます。
犯人がマスメディアをうまく利用するあたりが頭の良さと自己顕示欲の高さを感じます。タイトルの意味も最後にはしっくりきます。

3楽園(宮部みゆき)

楽園(宮部みゆき)

引用元: Amazon

『楽園』(らくえん)は、宮部みゆきによる長編小説。2005年7月から2006年8月13日にかけて「産経新聞」に連載され、2007年8月に単行本が出版された。『模倣犯』の登場人物・前畑滋子を主人公とした作品。

模倣犯のスピンオフ作品。エピローグも楽しめます。

模倣犯から9年後。事件でライターとして登場した前畑滋子を主人公としたスピンオフ作品です。
他人の記憶が読める少年の能力からひとつの事件を扱うことになりますが、「模倣犯」事件の後日談的エピソードもちょこちょこ出てくるので、続編としても楽しめます。

4ステップファザー・ステップ(小説)

ステップファザー・ステップ(小説)

引用元: Amazon

『ステップファザー・ステップ』は宮部みゆきによる日本の小説作品である。『小説現代』(講談社)において1991年から1992年にかけての5編の短編が掲載され、1993年に書き下ろしの短編2編を加えて講談社より単行本が刊行された。

ライトに読める明るい作品

双子の中学生と、彼らの家に忍び込んだ泥棒がある理由で同居生活を始めるという話です。
登場人物がみんな個性的な良いキャラをしていて、宮部さんの作品にしては明るく軽いタッチで描かれた作品なので読みやすいです。

人情あふれるミステリー

登場人物が多く、視点となる人物もコロコロ変わるので確認しながら読み進めるのがおすすめです。
悪い人物もどこか憎めなく、全体的に優しいなと感じます。宮部さんの作品の中では割と平凡な方かもしれませんが、日常感が出ていて好きです。

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