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mariさんの「サスペンス・ミステリー小説ランキング」

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更新日: 2020/09/15

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ランキング結果

1占星術殺人事件

占星術殺人事件

引用元: Amazon

『占星術殺人事件』(せんせいじゅつさつじんじけん)は、1981年に発表された島田荘司の推理小説。著者のデビュー作であり、同作家の人気シリーズである御手洗潔シリーズの第1作である。 島田荘司の持ち味ともいえる猟奇的な事件と、事件関係者の手記で始まる構成などによって、推理小説ファンをとりこにした。

本格ミステリの黎明期を支えた島田荘司によるデビュー作にして最高傑作

漫画「金田一少年の事件簿」がこの占星術殺人事件をパクったのではという疑惑が出た件でも、有名な作品です。パクリたくなるほど素晴らしくすさじまじいトリックです。島田荘司さんは度肝を抜くトリックで有名な方ですが、本当にこれがデビュー作とは信じられないほどの名作です。有名な御手洗潔シリーズの第一作でもあります。ぜひ多くの方に手に取っていただきたい本です。

2時計館の殺人

時計館の殺人

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『時計館の殺人』(とけいかんのさつじん)は、推理作家綾辻行人による長編推理小説。綾辻の代表シリーズである館シリーズの第五作である。 1992年度 第45回日本推理作家協会賞長編部門受賞作にして、作者の代表作の一つである。

綾辻行人の館シリーズのうちの一冊。最後にすべてが「ああなるほど!」と納得できるトリックが秀逸。

この作品は館シリーズの5作目ですが、これだけでも読めると思います。謎が謎を呼びどんどん物語に吸い込まれていく描写はいつもの綾辻さんで、かつ最後のトリックを知ると「ああ、だから時計館なのか!」とすべてがクリアになるほど爽快感があります。綾辻行人さんの本は、綾辻さんがミステリが好きで好きで仕方がない感じが読んでいるだけで伝わってきて、犯人は誰だ、トリックはなんだと言う謎解きだけでなく、エンターテイメントとして楽しめる本に仕上がっていると思います。

3双頭の悪魔

双頭の悪魔

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『双頭の悪魔』(そうとうのあくま)は有栖川有栖が1992年に発表した推理小説。「学生アリスシリーズ」の長編3作目にして作者の代表作である。 本作は東京創元社の「黄金の13」の1作として刊行された。本作を含む「学生アリスシリーズ」はクローズド・サークル物の事件が定番であり、本作では架橋の崩落と土砂崩れにより互いに陸の孤島と化した2つの村が舞台となる。

読者への挑戦が3回も入る!犯人当てに挑みたいならこの本

「読者への挑戦」が3回も入る本なんて初めて読みました。まさに作家vs読者の本の真骨頂。私は3回目の挑戦のときにノートに状況を書き出して、見事メインとなるトリックを当てることが出来ました。震えるほどおもしろかったです。この作品は「学生アリスシリーズ」の3冊目ですが、有栖川有栖さんは、「作家アリスシリーズ」よりもこの「学生アリスシリーズ」の方が本格性が高くてオススメです。

4斜め屋敷の犯罪

斜め屋敷の犯罪

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『斜め屋敷の犯罪』(ななめやしきのはんざい)は、1982年に発表された島田荘司の推理小説。代表作である『占星術殺人事件』に続く御手洗潔シリーズの第2作である。 本作品は、傾けて建てられた西洋館で起こる連続密室殺人をテーマとした作品で、のちの綾辻行人による「異形建築もの」(館シリーズ)の先駆的傑作である。前作『占星術殺人事件』と同様に「読者への挑戦状」が挿入されている。

まさかそんなトリックなんて!誰もがラストの謎解きで口をぽかんと開けてしまいます

島田荘司さんの本はトリックがキモですが、この作品も然りです。ラストは思わず「嘘でしょう!?」と叫びたくなります。そして見破れなかった自分が悔しくなるというのもミステリを読む楽しさのひとつだと思います。御手洗潔シリーズ2作目で、探偵・御手洗潔の天才で変人で優しい人柄が全面に出ています。舞台が北海道の宗谷岬というのも物悲しさを演じていて、事件の概要にぴったりと合っています。

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