Minnieさんの「奈良の食べ物・郷土料理ランキング」

茶粥（ちゃがゆ）とは米を茶で炊いた粥。茶粥は茶を用いて作られる粥の総称で、米の他に野菜や芋、豆を入れる事が多い。江戸時代においてはかて飯の一種だったとも考えられるが、作り方によっては御馳走ともなった。地域によって自家製の番茶、ほうじ茶、粉茶が用いられ、塩加減も異なる。東海地方以西では普遍的な食べ物だが、特に「奈良茶粥」は古くから有名である。

三輪素麺（みわそうめん）は、奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺（そうめん）で、特産品となっている。三輪地方はそうめん発祥の地とも言われる。

飛鳥鍋（あすかなべ）は、鶏ガラのダシに牛乳を加え、白味噌、醤油、砂糖で調味し、鶏肉と野菜を煮込む鍋料理である。奈良県飛鳥・橿原地方の郷土料理。

きみごろもは奈良県宇陀市の銘菓である。卵白を泡立てたメレンゲに砂糖・蜂蜜・寒天を加えて型に入れて固め、サイコロ状に切ったのち、卵黄で衣をまぶして焼き色をつけたもの。

奈良漬け（奈良漬、ならづけ）とは白うり、胡瓜、西瓜、生姜などの野菜を塩漬けにし、何度も新しい酒粕（さけかす）に漬け替えながらできた漬物である。奈良漬けは、元々西暦700年代から「かす漬け」という名で存在しており、平城京の跡地で発掘された長屋王木簡にも「粕漬瓜」と記された納品伝票らしきものがある。