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あっこちゃんさんの「桐野夏生おすすめ作品」

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更新日: 2020/04/13

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ランキング結果

1OUT(小説)

OUT(小説)

引用元: Amazon

『OUT』(アウト)は、桐野夏生の小説。1998年に日本推理作家協会賞を受賞した。テレビドラマ化、映画化、舞台化もされた。深夜の弁当工場で働くパートの主婦・弥生が、夫によるDVに耐えかねて殺害したことをきっかけに、平凡な主婦たち4人が自由を求めて日常を離脱・脱社会化し、「OUT(アウト)」してゆく物語である。

衝撃的な内容ながらも自分の回りにももしかしたらあるかも知れない内容。

衝撃的な内容ながらも自分の回りにももしかしたらあるかも知れない内容。アウトという題名だけで内容を全く知らず本を読んだ私は、あまりのショッキングな内容にほぼ一気読み。
覚めきった夫婦中、会話のない親子人生に半分疲れたような主人公と介護と貧乏で先の見えないよしえ、はで好きで借金まみれの邦子、旦那の浮気に悩む若い弥生。深夜の工場の職場で働くパート仲間がたまたま死体バラバラ作業に手を染めてしまう。邦子のミスで事件に巻き込まれてしまうが、主人公はその中で1人出口を見いだそうとする。わたしの職場はホテル勤務で回りにも訳ありのパート仲間が多いので、一時期誰がよしえの役で
誰が邦子とか役を決めて楽しんでました。田中美沙子さん主役のドラマも楽しみで観てました。
もう一度読んでみたい小説のトップです。

2グロテスク(小説)

グロテスク(小説)

引用元: Amazon

『OUT』 『柔らかな頬』など、単なるミステリーにとどまらない作品を生み出してきた桐野夏生が、現実に起きた事件をモチーフに新たな犯罪小説を書き上げた。自身をして「その2作を超えて、別のステージに行ったかな」と言わしめた作品だ。

実話を元に出来た小説

当時エリート女性が夜の女になってどうして殺されたか、大変興味が持ってこれもほぼ一気読みしました。女の持っている暗い汚い面が桐野さん独特の冷静なピッチで描かれていて、精神的にきつい時もありましたが、読後感はさっぱりします。女として生きる意味をかんがえさせられる小説でした。

3東京島(小説)

東京島(小説)

引用元: Amazon

1945年から1950年にかけて、マリアナ諸島のアナタハン島で起きたアナタハン島事件をモチーフに創作された作品。『新潮』(新潮社)にて、2004年1月号から2007年11月号まで断続的に計15回連載され、2008年に刊行された。第44回谷崎潤一郎賞受賞作。

神話の世界がまだ現実に残っている

当時映画化されてて興味を持って読みました。もともと古事記や日本書記の話に興味がありましたが神話の話が日本にもあるのだと意外に思ったのと、おおらかで野性的な男女の営みや感情が明るく書かれていて、桐野さんの小説の中では一番明るい内容だったと思います。

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