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ケイさんの「手塚治虫漫画ランキング」

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更新日: 2020/05/28

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まえがき

この人の漫画は劇のように見るのが正しいとの事で、別の漫画の主人公が平気で他の漫画に出てきます。
これはあくまでも役を演じている為だと言われていますが、読んでいる方はなんだか知らないけどあのキャラが出ている!って感じでうれしかったのを思い出します。

ランキング結果

1ブラック・ジャック(漫画)

ブラック・ジャック(漫画)

引用元: Amazon

作者手塚治虫
ジャンル少年漫画
出版社秋田書店
連載週刊少年チャンピオン(1973年~1983年)
巻数全25巻

医療漫画の最高峰

大体一話完結のスタイルで話が進んでいきます。
メインキャラクターであるピノコやキリコなどは度々登場しますが、その他のキャラクターたちは大体それっきりの登場です。
そのあっさりした登場の中で激しく燃える命の葛藤に天才医師のブラックジャックが立ち向かいます。
善人悪人の区別は読んだ話によって大きく変わってきます。なぜなら彼の手術には法外なお金がかかるためです。通常より上の階級の人たちからガンガンむしり取っていきますが、通常の人からも容赦なくむしり取っていきます。
お金持ちはこれで治るなら安いもんだ!って金額でも一般人は一生かけて払っていかなきゃなりません!これなら本当に悪徳医者なんですが、読めば読むほど感じるのは、治す人の覚悟を見極めているような感じでした。
なのでこの人の優しさは冷たい感じがしますが、芯に届くような気がします。

2三つ目がとおる(漫画)

三つ目がとおる(漫画)

引用元: Amazon

作者手塚治虫
ジャンル少年漫画
出版社講談社
連載週刊少年マガジン(1974年~1978年)
巻数全6巻

オカルト

ばんそうこうに隠された目を開けさせると人格と能力が変わる少年のお話し。手塚治虫の凄さって幅広い知識と人のどす黒い部分をはっきりと書きながら伝える事かもしれないと思える作品。
オカルトの部分もなぜかリアルに感じる凄さがここにあります。

3プライム・ローズ

プライム・ローズ

引用元: Amazon

作者手塚治虫
ジャンル少年漫画
出版社秋田書店
連載週刊少年チャンピオン(1982年7月9日号~1983年6月3日号)
巻数全4巻

SFファンタジー

手塚治虫の魅力は多いですが、全体的に数巻で完結してくれることも魅力だと思います。
このプライムローズも一緒で数巻で完結しますが、きっちりと考えられた展開だからこそ終われるのだと思います。
急な展開や唐突な部分もありますが、全般的に読み終えたときには気持ちよくなれる手塚節が詰め込まれた作品です

4ブッダ(漫画)

ブッダ(漫画)

引用元: Amazon

作者手塚治虫
ジャンル少年漫画
出版社潮出版社
連載コミックトム(1972年~1983年)
巻数全14巻

人の一生

生れたときから人の修行は始まり、最期まで修行は終わらない・・・
悩んで悩んで悩みぬいたブッダの気持ちが描かれています。
最期まで描かれているのでブッダの死ぬその時までの事が書かれているので、漫画としても凄いですが、もはや歴史参考書といってもいいかもしれませんね。
もちろん手塚治虫の解釈も入っていると思いますが、名前は知ってるブッダの人生を分かりやすく読める本です。

5火の鳥(漫画)

火の鳥(漫画)

引用元: Amazon

作者手塚治虫
ジャンル少年漫画
出版社学童社
大日本雄辨會講談社
虫プロ商事
朝日ソノラマ
KADOKAWA
連載-
巻数全11巻

未完

未完で終わった作品です。
~編といった感じで一つ一つの作品が最終的に交わっていく予定だったようです。中には鉄腕アトムが実は火の鳥の挿入話にすぎないってくらいに手塚治虫自身、凄い力の入れようだったのがどの編をみても伝わってきます。
作品の多い手塚治虫の総集編のようなこの漫画の完結はありませんが、それでも読む価値のある作品です。

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