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のだっちさんの「住野よるの書籍ランキング」

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更新日: 2020/05/04

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ランキング結果

1君の膵臓をたべたい(小説)

君の膵臓をたべたい(小説)

引用元: Amazon

著者住野よる
ジャンル文学
出版社双葉社
発売日2015年6月19日
メディアミックス漫画「君の膵臓をたべたい」
映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)
アニメ映画「劇場版アニメ 君の膵臓をたべたい」(2018年)
公式サイトhttps://www.futabasha.co.jp/introduction/2015/kimisui/index.html

感動する

かなりベタですが、 君の膵臓をたべたい です。
この作品は、もちろん、みなさんご存知の通り映画化、アニメ化、両者とも非常に良い作品でした。
愛情 というものの繊細さ。そして、自分の内側へ自問自答を繰り返してしまう主人公と、病に負けず明るく上を向くヒロインの切なく、美しい愛情の物語です。

2よるのばけもの

よるのばけもの

引用元: Amazon

夜になると、僕は化け物になる。 寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。 ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。 誰もいない、と思っていた夜の教室。だけどそこには、 なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。 280万部超の青春小説『君の膵臓をたべたい』の著者、 住野よるの三作目が待望の文庫化!!

繊細な心理描写

よるのばけもの この作品は、住野よる さんの真骨頂とも言える、心理描写の中でも、自分の内側へ向いていく、内向的心理の描写が上手いです。
夜にバケモノになる僕 と、いじめられっ子の矢野という少女の秘密と、繊細な心のやりとりが主軸です。
これは決して、バケモノというファンタジーでなく、現実ある いじめ や、心の闇 を提示しているのでしょう。

3か「」く「」し「」ご「」と「(小説)

か「」く「」し「」ご「」と「(小説)

引用元: Amazon

『か「」く「」し「」ご「」と「』(かくしごと)は、住野よるによる日本の青春小説。住野よるの4作目の長編小説である。『小説新潮』(新潮社)で、2015年9月号より5回にわたって掲載された作品をまとめ加筆修正したものである。GOOD ON THE REELのライブを見ている時にこの小説のモチーフを思いついたと住野よる本人が語っている。

短編集というリズムの良さ

この作品は、私の場合、マンガからでした。マンガの方が、絵が多いので、テンポ感がいい。という一面もあるのですが、短編集 という形態をとっているのは、小説で真価を発揮すると思います。
この作品は、誰もがみな、何かしらの能力を持っている という設定のもと、それらについて、短編集として作ったものです。これは、人々のもつ、人には言えない部分を
能力 という形で提示したものです。みなさん何か近くに感じられるのでは?

4また、同じ夢を見ていた(小説)

また、同じ夢を見ていた(小説)

引用元: Amazon

250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。 その著者、住野よるの第二作目が、待望の文庫化。 友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、 アバズレと罵られる女性、一人静かに余生をおくる老女。 彼女たちの“幸せ"は、どこにあるのか。 「やり直したい」ことがある、“今"がうまくいかない 全ての人たちに贈る物語。

幸せ とは?

この作品には、 人生って〜みたいなものだよ。 というのが口癖な女性が主人公が出てきます。これは、個人的には、住野よるさんが自身の中にある感情を写したものなのかもしれない。と思います。
そんな主人公は、すこし闇を抱えているような人たちと出会い、〜の部分を探していきます。そうして、人生って、幸せって?という答えを探すような作品です。

5青くて痛くて脆い(小説)

青くて痛くて脆い(小説)

引用元: Amazon

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

秘密と心

この作品には、二人きりの秘密結社 というテーマが存在します。大学生の主人公は、ひさのという女性と出会い、誰かの嘘を本当にする。という秘密結社を作ります。
タイトルどおり、人の脆い部分をさらけ出す作品であり、かさぶたを触るような気持ちにさせる作品です。

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