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すずさんの「筒井康隆の書籍ランキング」

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更新日: 2020/06/04

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ランキング結果

全員俗物という登場人物のキャラクターとブラックユーモアあふれるストーリーが最高

接待のプロと言われるほどやり手なのに、家には帰らず妻子はほったらかし、会社の若い女性と不倫している主人公を始め、登場するキャラクターは強烈な個性と強いクセのある人物ばかりです。でも彼らは皆それぞれに自分だけにしかない妙なスキルや才能を持っています。最後には、主人公が彼らを集めて会社を起こすという奇想天外なサクセスストーリーになっているのもとても痛快です。

筒井康隆の珠玉の短編が楽しめる

筒井康隆と言えばSFやコメディを主体としたショート・ショートの印象が強い作家だと思います。ブラックユーモアたっぷりのコメディや辛辣とも言えるユニークなキャラクター描写のユニークなストーリーの作品ばかりで一気に読み進めてしまえること間違いなしです。筒井康隆入門編としてもおすすめの1冊。

ハードボイルド、SF、コメディとさまざまなテイストが絶妙な味わいを出している。

気弱で臆病な主人公だが、一旦キレると誰にも手が付けられない狂暴な男と化す、というまるでジキルとハイドのようなお話。やがて主人公は町のヤクザに見初められ、用心棒役を依頼されることになります。稀有なキャラクターの主人公が自分よりもっと珍しいキャラの周りの人物を巻き込んで大きく世界を広げていく、筒井康隆節が光る1冊でもあります。

筒井康隆のショート・ショート集の中でも映像化されたものが多い作品

表題の「おれに関する噂」や「通いの軍隊」など、テレビドラマシリーズの「世にも奇妙な物語」で映像化され人気を得ました。筒井康隆独特のシュールでブラックユーモアたっぷり、そして時に狂気を感じさせるストーリー展開や描写がたっぷり楽しめます。

5家族八景(小説)

家族八景(小説)

引用元: Amazon

『家族八景』(かぞくはっけい)は、日本の小説家・筒井康隆のSF小説。

テレパシー能力を持つ少女版「家政婦は見た」

こちらは、筒井康隆作品の中でも代表的な一を占める三部作の1作目です。主人公は、テレパシー能力を持っている十代の少女。さまざまな家庭に住み込みで働く事になる彼女でしたが、その能力ゆえ、見たくないものを見てしまうことになります。家族の形とその中でのそれぞれの役割と、個人の思いのずれについて考えてしまう作品です。

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