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たやまけいたさんの「面白い映画ランキング」

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更新日: 2020/04/30

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ランキング結果

126世紀青年

26世紀青年

引用元: Amazon

『26世紀青年』(にじゅうろくせいきせいねん、原題・英: Idiocracy)は、2006年にアメリカ合衆国のマイク・ジャッジ監督により製作されたブラック・コメディ。日本では劇場未公開で、2008年12月1日に20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンがDVDで販売。日本でのキャッチコピーは「『20世紀少年』×『WALL・E』÷2=『26世紀青年』!?」。

これぞ発掘良品!隠れた名作。

トランプの大統領当選を予期したのでは?と話題になった作品だそうだが、その邦題からは想像も出来ないほどに高みにある映画。

映画ファンを唸らせ一部でカルト的人気を誇っているのも納得。少なくとも「20世紀少年」の5億倍は傑作だろう。こんなにもバカげていながら恐ろしくて深い映画は初めて観た。紹介してくださった高橋ヨシキさん、町山智浩さんには感謝しかない。

IQが高く高所得な夫婦は渋って子供を作らず、IQが低く低所得な夫婦がバンバン子供を作った場合の未来はどうなってしまうのか。本作の例はあまりに極端かもしれないが、あながちバカには出来ない説得力のあるリアルな話。

当たり前のことなのかもしれないが、やはりちゃんと読書して映画を観て“考える”という作業は人間大切かもしれない。与えられたものを何でもかんでも考えずに使用していてはダメだ。

主演のルーク・ウィルソンはオーウェン・ウィルソンの兄貴で、ヒロインのマーヤ・ルドルフはポール・トーマス・アンダーソン監督の奥さんというなんとも粋なキャスティング。

とことん面白くて泣けて感動して深く考えさせられて、まさにこれぞ理想の映画ではなかろうか。パーフェクト。もっといろんな方に観て欲しいです。

黒澤明、オーソン・ウェルズに匹敵する夭折の天才、山中貞雄監督

私的オールタイムベスト映画の1つ。

黒沢清監督もかつてオールタイムベストテン映画の1つに選び、日本映画史にその名を残す天才と称された28歳という若さでこの世を去った山中貞雄監督作。

チャップリン諸作やF・W・ムルナウ「サンライズ」、オーソン・ウェルズ「市民ケーン」、黒澤明「七人の侍」…etcなどなど好みは別にして“神の領域”にあり、映画史において最強の映画がいくつかあるが本作はそれらに匹敵、または凌駕するかもしれない。

もしこの山中監督が戦後も生きて活躍していたらそれこそ“世界のクロサワ”ではなく“世界のヤマナカ”になっていたかも。(※彼はたった5年のキャリアで20本以上作品を作っているもののフィルムが現存する作品は本作を含め3本のみ)。

1930年当時のハリウッド映画を参考に作られたとあり、とにかく最高に明るくて楽しくてハッピーで軽妙洒脱で…こんな“粋”な映画はない。

丹下佐善を演じた主演の大河内伝次郎さんの存在感、台詞まわし、立ち回りも圧巻。女優さんたちも皆、本当に魅力的。

ラストのオチも最高だ。

3みんな〜やってるか!

みんな〜やってるか!

引用元: Amazon

『みんな〜やってるか!』(英題:Getting Any?)は、ビートたけし監督による日本映画で初コメディ映画監督作品。1995年2月11日公開。「北野武」名義も含めた場合は5作目に当たる。それまでは「北野武」名義で映画監督を行ってきたが、本作は初の「ビートたけし」名義での製作となった。

“お笑い映画のゴダールだ!” by ビートたけし

とにかくカーセックスがしたくてたまらない1人の男の話。あなたは本作を観てこれを“天才”ととるか…ただの“アホ”ととるか…(笑)

でも間違いなく“ビートたけし”にしか撮れない映画であり、名作「ソナチネ」と「キッズ・リターン」の間に本作を撮ったと考えれば規格外の1作である。

冒頭の車のくだりとかは死ぬほど笑えるし、「ザ・フライ」など映画ネタも満載でめちゃくちゃ楽しい。

主人公が死ぬ前に発する最後の一言が“カーセックス…”人間の欲というものを改めて考えさせられた…

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