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東京島(小説)に関するランキングと感想・レビュー

東京島(小説)

引用元: Amazon

最高評価

67.3

(11人の評価)

桐野夏生おすすめ作品」で最も高い評価を得ています。

東京島(小説)の詳細情報

参考価格693円(税込)

1945年から1950年にかけて、マリアナ諸島のアナタハン島で起きたアナタハン島事件をモチーフに創作された作品。『新潮』(新潮社)にて、2004年1月号から2007年11月号まで断続的に計15回連載され、2008年に刊行された。第44回谷崎潤一郎賞受賞作。(引用元: Wikipedia)

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感想・レビュー

全 5 件を表示

桐野夏生おすすめ作品での感想・レビュー

女の奪い合い。

現実にあった事件をモチーフとした物語。
無人島サバイバル的な要素と、バトルロワイヤル的な要素と、ハーレム的な要素と、どれもエンターテインメントとして魅力的な題材ですが、桐野夏生が興味を持つのはもちろんそういうところではなく。
主人公は島で唯一の40代の女性。
逞しい。

はいとーん

はいとーんさん(男性・40代)

2位(90点)の評価

桐野夏生おすすめ作品での感想・レビュー

本能とは何か

無人島に31人の男、女はたった一人の自分。
一瞬聞こえは良いが、その男たちも俳優の様なイケメンでも何でもなく、自分の夫と見知らぬ日本人・中国人男性。
無人島で女が1人ということは、男たちの欲が溜まってきたらどういうことになるのか。
また、無人島で女が1人という価値の高さに気付いてしまったら女はどう豹変するのか。
日常生活から切り離された時の、人間の本能を見せつけられました。

レモン

レモンさん(女性・40代)

2位(95点)の評価

桐野夏生おすすめ作品での感想・レビュー

神話の世界がまだ現実に残っている

当時映画化されてて興味を持って読みました。もともと古事記や日本書記の話に興味がありましたが神話の話が日本にもあるのだと意外に思ったのと、おおらかで野性的な男女の営みや感情が明るく書かれていて、桐野さんの小説の中では一番明るい内容だったと思います。

あっこちゃん

あっこちゃんさん(女性・60代以上)

3位(70点)の評価

桐野夏生おすすめ作品での感想・レビュー

映画化された作品

孤島に取り残された沢山の男たちと1人の女。この女性が弱い立場ではなく、男たちを手玉に取り孤島で生き残っていく。もちろん“女”を武器にして。ショッキングなストーリーだが、生き残るためにここまで強くなれるのは女だからと納得してしまう。

light2

light2さん(女性・60代以上)

4位(85点)の評価

桐野夏生おすすめ作品での感想・レビュー

サバイバル小説

木村多江が主演で映画化もされた傑作です。トラブルで無人島に流れ着いた複数の男と、たった一人の女。男女比のバランスが崩れ、しかも食料調達もままならない極限状態の環境になると、人はどう振る舞うのか。非常に興味深い展開が楽しめます。

ヴァン

ヴァンさん(女性・50代)

1位(100点)の評価

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