角田光代の人気書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
登場人物のリアルな感情を描いた作品に定評がある「角田光代」。今回は、そんな彼女の作品にスポットをあて「角田光代の人気書籍ランキング」をみんなの投票で決定します。ある一家とそこに通う家庭教師から家族の在り方を描く『空中庭園』や、母性をテーマに愛情や家族の日常をサスペンス調に描いた『八日目の蝉』、何のために生きるのかや人間関係の難しさを独自の世界観で表した『対岸の彼女』など名作揃いのなか、ランクインしたのは果たして!?あなたの投票をお待ちしています。
最終更新日: 2020/11/12
ランキングの前に
1分でわかる「角田光代」
リアルな世界観を描く「角田光代」
1967年、神奈川県出身の「角田光代」。小学校1年生の頃から作家になるという夢を抱き、大学2年生のときに小説を書き始めました。大学在学中の1988年に「彩河杏」という名で執筆した『お子様ランチ・ロックソース』が第11回コバルト・ノベル賞を受賞し、ジュニア小説でデビュー。その後、1990年に『幸福な遊戯』で第9回海燕新人文学賞を受賞し、”角田光代”としてデビューを果たしました。その後、『対岸の彼女』や『八日目の蝉』、『空中庭園』など、登場人物の心情や人間関係をリアルに描いた数々の作品は世代を超えて多くの人に愛されています。
「角田光代」の受賞歴
角田光代としてのデビュー作『幸福な遊戯』で1990年に第9回海燕新人文学賞を受賞し、1996年には『まどろむ夜のUFO』で第18回野間文芸新人賞を受賞。2006年にテレビドラマ化された『対岸の彼女』は第132回直木三十五賞を受賞しました。これ以外にも数々の賞を獲得しています。
本ランキングにおける「角田光代の書籍」の定義
本ランキングのおける角田光代の書籍の定義は、彼女が手がける作品です。エッセイや共著・アンソロジー作品にも投票が可能です。ただし、海外の絵本を翻訳した児童文学作品はランキング対象外となります。
ユーザーのバッジについて
角田光代の作品を全作品読んだことがある。
角田光代の作品を15作品以上読んだことがある。
角田光代の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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本にまつわる物語をまとめた短編集
自分で売って手放した本と旅先で幾度と出会ってしまう「旅する本」、少女が病気のおばあちゃんからお願いされてある本を探す 「さがしもの」など、本にまつわる物語をまとめた短編集。この本を読み終えた時、読み始めの時より本というものが好きになりました。ふっとした時に読みたくなります。
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不安定な家族
家族とは、何ものにも揺るがない強い絆で結ばれた確固たる一社会。そんな幻影は今の社会では風前の灯です。家族の一人一人が各々の思惑や意思をもち、外部に繋がる人間関係も絡んで、家族関係は危うい形相となります。家族とは、と考えさせられる作品です。
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追いつめられて行く主人公をどう見るかがポイント
好き嫌いが分かれる作品ですが、あえてランキングにいれてみました。真面目な仕事ぶりを評価されていた梨花だったが些細なことで会社のお金に手を出し、挙句には歳下の男性に恋をして貢ぎ、始めてしまいます。総額一億にものぼる横領を繰り返す梨花に読んでいてまるで自分が追いつめられて行く感じがします。映画化もされている作品なので映画と比べてみるのもいいかもしれません。
報告狂った人生
結婚して安定した生活を手に入れたはずだった女性が、階段を一つずつ踏み外して人生を狂わせていきます。宮沢りえが主演で映画化され大きな話題を呼びました。実現不能だけど、自分にも同じ要素があるかも、と感じる女性達の共感を呼んだ問題作です。
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逃げ続けた偽親子
不倫相手の子供を誘拐した犯人と、彼女を母親と信じている少女との間で芽生えていく疑似親子の関係をテーマにした逃走劇です。怪しげな宗教団体の施設から瀬戸内海の豊かな自然に浮かぶ小豆島まで、ふたりが行く先々で出会う人たちと風景が胸に焼き付きます。
映画館巡りさん
1位(100点)の評価
映画化もされた代表作品!
角田光代さん、と言ったら映画化もされたこの作品を思い浮かべるのでは、ないのでしょうか。
主人公が、想いを寄せていた男と別の女との間に出来た赤ちゃんをほんの出来心から誘拐してしまいます。
警察の追跡をかいくぐって逃げます。映画では永作博美さんが演じていて、まさに希和子そのものでした。
ページをめくるたびに次はどうなるんだろうって思って読んでいました。とにかく泣けます。
kaboさん
1位(100点)の評価
母と子供の愛のはなし。
最初から最後までハラハラとドキドキが止まらない、スリリングで、角田さん独特の毒を含む世界観がとっても魅力的な作品です。角田光代の作品デビューにぴったりな1冊だと思います。終盤は涙が止まらなくなります。
おむれつさん
1位(100点)の評価