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334cさんの「サスペンス・ミステリー小説ランキング」

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更新日: 2020/06/29

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ランキング結果

誠実さに感動

ミステリーでもっとも好きな作品です。
殺人を扱う警察小説でありながら、根底に人間に対する深い愛情を感じます。
加害者も被害者も、血の通った人間であることを気づかせてくれます。
なぜ完落ちしないか、読み進めるまでわからないまま。最後に感動します!

2容疑者Xの献身(小説)

容疑者Xの献身(小説)

引用元: Amazon

『容疑者Xの献身』(ようぎしゃエックスのけんしん)は、東野圭吾の推理小説。ガリレオシリーズ第3弾。2003年から文芸誌『オール讀物』に連載され、2005年8月に文藝春秋より出版された。2008年8月には文春文庫より文庫化された。 第6回本格ミステリ大賞、第134回直木三十五賞受賞作。また、国内の主要ミステリランキングである『本格ミステリ・ベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得し、三冠と称された(のちに前出の2賞を取り、最終的に五冠となった)。

心からの愛情に感動

ラストに判明する、犯人の主人公への誠実な愛情が心を打ちます。
誰が犯人なのか、動機は何か?がわりとはじめの段階でわかります。
わかっていながら、証拠隠滅のトリックがいつまでも謎のままで、その解明も楽しめます。

364(小説)

64(小説)

引用元: Amazon

『64(ロクヨン)』は、横山秀夫による日本の推理小説。

最後まで飽きさせない

横山秀夫の警察小説の真骨頂。警察官の仕事に対する真摯な態度を緻密に描きながら、犯人側へも感情移入したくなる展開は、ラストまで一気に読ませる傑作です。
人間に対する熱いリスペクトを感じます。
警察組織の黒い面も、同時に浮かび上がらせてくれます。

4クライマーズ・ハイ(小説)

クライマーズ・ハイ(小説)

引用元: Amazon

『クライマーズ・ハイ』は、横山秀夫による日本の小説。2003年1月、『別册文藝春秋』に掲載され、8月25日に文藝春秋から単行本が刊行された。週刊文春ミステリーベストテン2003年第1位、2004年本屋大賞第2位受賞。

仕事への矜持

男性のプライドがぶつかり合う仕事の現場を丁寧に描き、組織の中でうまく泳ぐやり方に流されそうになりながらも、自分の信念を忘れず仕事に向かう姿勢に感動します。
1980年代を思い出しノスタルジックな気分になります。
映画に関しては、堺正人さんの出世作だと思っています。

5模倣犯(小説)

模倣犯(小説)

引用元: Amazon

『模倣犯』(もほうはん)は、宮部みゆきによる長編小説。2001年11月、第55回毎日出版文化賞特別賞受賞。2002年芸術選奨文部科学大臣賞文学部門受賞。 「天才」を自称する犯罪者の暴走を描いたサスペンス作品で、犯罪被害者・加害者双方の視点から一つの事件を描写する事によって、エリートを僭称し、完全犯罪を企てたつもりになっている犯罪者の愚かさと幼稚さ、それとは対照的な位置に生きる人々がのぞかせる優しさや器量の大きさを、そして犯罪被害者や加害者の家族が直面する地獄をリアルに再現している。

何度読み返しても最高な作品

全体を通して根底に流れるものが素晴らしい。
どんな理由であれ、人への尊敬の念を忘れ、人の心をもてあそぼうとすると、必ずそれは自分へ返ってくる。
謎解きの奥にそんなメッセージを勝手に感じています。何度読み返しても最高です。

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