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usaさんの「辻仁成の書籍ランキング」

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更新日: 2020/06/06

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まえがき

「冷静と情熱のあいだ」を熱心に読んだあのころから時が経ち、さらに辻氏が好きになるこの頃です。辻氏の人となりが分かる本を最近は読むようになりました。そんなランキングになっています。

ランキング結果

1人生の十か条

人生の十か条

引用元: Amazon

作家で、ミュージシャンで、一人の父、辻仁成氏。パリでの日々、多様な活動を前に生じた想いを、ツイッターを通じて発信してきた。なかでも反響が大きいのが「人生の十か条」だ。これは、著者が苦難に出会ったときに考案し、唱え、それを乗り越える術としてきたもの。壁にぶつかったとき、あなたはどう考えて、どう行動するべきか?不運、トラブル、人間関係。どんなに辛いことも、この「十か条」があればきっと大丈夫。

様々な場面における十か条です。

まず、目次を見て是非読みたいと思いました。場面設定が細かくて、いかにもありそうな場面ばかり。自分の日常に大いに役に立ちます。優しい言葉もありがたいです。

2立ち直る力

立ち直る力

引用元: Amazon

人生には不意に予期せぬことが起こります。朝でも昼でも深夜であろうと、うつむきそうになったとき、パラパラめくって偶然開いたページをまずは読んでみてください。そこには、人が立ち直るための方法がずらりと書かれてあります。そうです、自分にさえ負けなければ人はくじけることがないのです。

イラストも気に入っています。

私の中の辻氏のイメージががらりと変わった一冊です。もとは中学生の息子さんに向けた本です。息子がいる私にはぴったりの本でした。辻氏の繊細で心優しい一面が出ています。

3愛をください(小説)

愛をください(小説)

引用元: Amazon

もう君は一人じゃない―。児童養護施設で成長し、自殺未遂を繰り返す十八歳の李理香の許に見知らぬ男性から突然届いた一通の手紙。自らも同じ境遇だと明かす手紙の主・基次郎が綴る素直な文面に、李理香も次第に心を開くようになる。しかし、二人には意外な運命が待っていた。テレビドラマでも話題になった、往復書簡が織り成す純粋な「愛」の物語。

男女2人が手紙で気持ちを送ります。

手紙でやり取りをするということが、いまどきものすごく輝いてみえました。手紙で気持ちのやり取りをしてみたくなります。最後はなんとも悲しいです。

4海峡の光

海峡の光

引用元: Amazon

『海峡の光』(かいきょうのひかり)は、辻仁成による小説。第116回下半期芥川賞受賞作。 「新潮」1996年12月号初出。刑務所という舞台を通じて、かつてのいじめっ子・いじめられっ子の精神の暗部の流れを描く。

まず表紙の絵に見入ってしまいました。

監視する私と監視されるあいつのお話。心の闇を感じる作品です。

5代筆屋

代筆屋

引用元: Amazon

何かを待つ、というのは大事なことだ。待っているものが来ると信じているあいだは、不思議なほどに力が湧く。手紙を待つ、という行為には生きる希望が潜んでいる。手紙を書くことには力がいるが、手紙によって勇気が生まれる。私はその力を信じてみたかった―。手紙の代筆で人助けをする、売れない作家の日々。人生観を変えるハートフルストーリー。

手紙の代筆とは面白い。

売れない作家が手紙の代筆をする日々の本です。短いエピソードがおさめられています。人にはそれぞれにしっかりと思いがあるのだ、それを大事にしなければと感じます。

あとがき

色んな事を経験しているからこそ書ける文章、あふれてくる文字、それらが私にしみ込んで、私もより深い人間になりたいと、最近の辻氏の本を読んで思います。

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