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峰崎湊さんの「なろう系アニメランキング」

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更新日: 2021/06/01

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まえがき

あくまで全て私見です。こういう考えでこの作品を楽しんでるひとりの視聴者がいる。その前提でよろしくお願いします。
入れている作品ですが、原作を最後まで未読の作品はいくら面白くても入れていません。それでは私自身の正当な評価とは言えないと私は判断しております。
おすすめと書いていますが、万人におすすめするというのはなろう系はそもそも難しいと思っています。
合わないと思ったら1位に選んでいるものであろうと「自分には合わなかったなー、もっとほかの作品に会いに行こう」という軽さでいくのがこのジャンルでは良いと思います。
良くも悪くも尖った作品ばかりです、刺さる人にはとことん刺さります。
そういう作品に出会って初めて視聴している時間は誰にとっても至福でしょう。
そんな作品にあなたも出会えますように

ランキング結果

1痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(アニメ)

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(アニメ)

公式動画: Youtube

話数全12話
制作会社SILVER LINK.
監督大沼心、湊未來
メインキャスト本渡楓メイプル)、野口瑠璃子(サリー)、早見沙織カスミ)、新井里美(カエデ)、加隈亜衣マイ)ほか
公式サイトhttps://bofuri.jp/
放送時期2020年

とにかく制作陣の技術が高水準

「実際のMMORPGだったら」この考えだけは絶対に持ってはならない。あくまでこれはフィクションであり主人公たちのドタバタを見て楽しむコンテンツである。
これさえ念頭に置けば作画といい音響といい非常に素晴らしい作品。主人公を中心に女性キャラが可愛いのでそれを愛でるだけでも楽しめる。「わーまたメイプルがやらかしてんなー」と、可愛さ全振りのギャグキャラを見て笑うと吉。
原作ストックもしっかりあり、二期が決定してるのもうれしい。
また、主人公は非常に非常識なスペックを手にはするものの、そのどれも尖った性能ゆえの弱点を常に抱えており、イベントでは三位になることが多いなど、最強系なのに最強になることがないという珍しい主人公。

2転生したらスライムだった件(アニメ)

転生したらスライムだった件(アニメ)

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リーどこにでもいる普通のサラリーマンである三上悟は、ある日通り魔に刺され死亡。異世界の洞窟でスライムとして目覚め、「ヴェルドラ」と名乗る黒竜に出会う。勇者に封印されているというヴェルドラと友達になった三上はお互いに名前を送り合い、「リムル」と名乗るようになる。リムルは転生した際に得たスキル"捕食者"の力でヴェルドラを封印ごと体内に取り込み、目覚めた洞窟を後にする。
話数全25話
制作会社エイトビット
監督菊池康仁
メインキャスト岡咲美保(リムル=テンペスト)、豊口めぐみ大賢者)、前野智昭(ヴェルドラ)、花守ゆみりシズ)、古川慎ベニマル)ほか
公式サイトhttp://www.ten-sura.com/
動画配信サービスU-NEXT:配信中
Amazon Prime Video:配信中
Netflix:配信中
Hulu:配信中
dアニメ:配信中
放送時期2018年

デスマ、スマホが失敗した教訓を完全に活かしているなろう界隈の古代兵器

デスマやスマホは原作をちゃんとアニメに落とし込めていなかった。そして今作はあれらと同様、非常に長大なストーリー。
そのことをしっかり考え、全力でアニメに落とし込んでいる成功作と言えるのが今作。
いわゆるなろう系と言われる俺ツエー。それは使い古された様式美だからとシャットアウトしてる人が大分増えた昨今。
だがそもそもその俺ツエーというものをなろうで最初にしたのは何処か。
異世界転生というジャンルで最初に広めた、しかしアニメ化まで兎に角準備万端まで待った。それが今作。
様式美というのはそもそも使い古されてなお愛す人が一定数いるため評価され続けているものをさします。また、俺ツエーというものを広く見ればジャンプ系にすらちらほら存在する、みんな本来大好きなものです(アラレちゃんなども私にはそう映りました)。
色眼鏡を外してじっくりその世界観を見て、リムルの視点やゴブタの視点から見てみると、
不思議と”自分がこのキャラだったら””自分も異世界転生してこの世界にいたら”と考えてしまう。
そう夢想して筆をとった作家たちをたくさん作った作品。
ストーリーもしっかり緻密で、「ここはこうだったんじゃないの?」などの疑問があっても設定資料などを読むと大抵答えがあり、インフレの激しい最強系なのにちゃんと筋が通っている。
また、主人公が本当の意味で作中最強になるのは本当に最終回。それまでは実は最強に見える主人公にはしっかりした弱点があり、またその弱点を突かれて殺されていないことにもしっかり理由があるのも魅力。
アニメ制作陣が兎に角資金的にもやる気満々なため、二期が終わったらそれ以降も是非期待したい。

3賢者の弟子を名乗る賢者

賢者の弟子を名乗る賢者

公式動画: Youtube

放送スケジュール放送局:TOKYO MXほか
放送開始:2022年1月11日 24時30分
放送日:毎週火曜日
放送時期2022年冬
メインキャストミラ(ダンブルフ・ガンダドア)ささきいさお)、リリィ新井里美)、ルミナリア日向未南

わしかわいい

まだアニメ化していないものの、アニメ化自体は前から決定しているため是非お勧めしたい作品。
簡単にまとめるとVRMMOでかなりの強者だった主人公、いつもイケジジイキャラを使っているものの、深夜のテンションで自分の理想の美少女像をキャラクリしてみるも寝落ち。すると強者だったイケジジイキャラのステータスそのままでゲームそっくりな異世界転移していた。姿は美少女で。
かつての親友たちである同じ賢者を探すため、自分自身の弟子を名乗って世界を旅する。
というのが今作のストーリー。VRMMO物・異世界転生物・TS物という非常に設定もりもりなものの、主人公がガッツリ完全に美少女になっているため大抵はそこそこ最強で無自覚にも自覚的にも可愛い主人公を見て楽しめる作品。
魅力的なキャラクターも多く、また設定も非常に作りこまれており、異世界自体も「ただゲームっぽい異世界」というだけでは終わらない重厚さもある。
また、主人公よりも先にこの世界に来ている親友が少なくとも30年はその世界で過ごしており、主人公は悪く言えば情弱状態。そのギャップをプレイヤースキルや知識で補っていくのも魅力。

4異世界はスマートフォンとともに。(アニメ)

異世界はスマートフォンとともに。(アニメ)

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リー神様の手違いによって死んでしまった主人公・望月冬夜は、第二の人生を異世界でスタートさせることになる。彼自身の身体と、異世界でも使えるスマートフォンとともに、新たな世界での生活を送っていく。心優しくて、礼儀正しい冬夜は、困っている人々を放っておけず人助けをしていく。そのなかで、少しずつ仲間が増え、次第に世界の秘密について知ることに。愉快な世界の王たちや仲間と力を合わせ、マイペースに世界中を巡る旅へと出るのだった……。
話数全12話
制作会社プロダクション リード
監督柳瀬雄之
メインキャスト福原かつみ(望月冬夜)、内田真礼(エルゼ・シルエスカ)、福緒唯(リンゼ・シルエスカ)、赤﨑千夏九重八重)、高野麻里佳(ユミナ・エルネア・ベルファスト)、山下七海(スゥシィ・エルネア・オルトリンデ)、上坂すみれ(リーン)、甲斐田ゆき琥珀)ほか
公式サイトhttp://isesuma-anime.jp/
放送時期2017年

選んでおいてなんだけど、アニメはおすすめしない

アニメで悪評が広がってる印象だけど、連載時からラノベとして読んでた身からするとそもそも物語としてはスタート地点らへんでアニメは終わっている(建国すらしてないしそもそもメインヒロインも全員出てない)。
強敵であるフレイズが辛うじて出てはいるものの、本来ロボット戦闘ものという側面もある作品。
これでは正当に評価しろという方が不可能に思う。
ただし、原作読んだ上で合わないと思った人はしょうがないとも思う。
ちゃんと正妻を立ててはいるものの、ハーレム物というものが苦手という人は特に合わないと思う。
また俺ツエー系か、という問いに対して完全にイエスとは言えない。ラノベ原作を読んだ身としては強いことは強いが主人公は器用貧乏に近い印象。
作者自身ストレスフリーな作品にしたいとされており、そのため試行錯誤するシーンはあれど主人公側が苦労するシーンが少なく、ギャグのように話を進めるため、いちいち設定を見返さずぼんやり眺めて読むのに適している作品と私は思う。
良くも悪くも人を選ぶ作品。

5デスマーチからはじまる異世界狂想曲(アニメ)

デスマーチからはじまる異世界狂想曲(アニメ)

引用元: Amazon

あらすじ・スト-リーオンラインゲームの下請け会社に勤めるプログラマー"サトゥー"こと鈴木一郎は、後輩の失踪により複数のプロジェクトを並行して進めていた。少し仮眠をとるため横になり目を閉じる一朗。目を覚ますとそこは…見覚えのない荒野だった。しかし、視界の端に仮眠前に作成していたユーザーインターフェイスが見え、レベル1と表示されている。などと考えていると、前方からレベル50の魔物が300体ほどの集団で突進してくる。とっさに仮組していた初心者救済措置アイテム「流星雨」を使用。その結果、莫大な財宝とレベル310という以上のステータスを手に入れたのだった…。
話数全12話
制作会社SILVER LINK.、CONNECT
監督大沼心
メインキャスト堀江瞬(サトゥー)、高橋李依(ゼナ)、河野ひより(ポチ)、奥野香那(タマ)、津田美波(リザ)ほか
公式サイトhttps://deathma-anime.com/
放送時期2018年

選んでおいてなんだけど、アニメはおすすめしない

スマホでも思ったことだけど、まるでストーリーをアニメにしきれていない。が、こちらはそもそも作品自体がアニメに非常に向いていない。
アニメに向いていない点①「起承転結に至るまでが非常に長い」
章ごとに区切られてはいるものの、小さな起承転結を章と見えるだけで、実際は非常に長大な物語の始まり部分でしかないというのがこの作品。なので半端に端折ったりしなければならないアニメでそれは相性悪い。
アニメに向いていない点②「主人公が無表情な理由が出るまでが長い」
主人公がずっと無表情なことをマンガ読者は特に気にしそうなものだが、この理由が出るまでが非常に長い。主人公の裏事情など、非常に緻密な設定があるものの、先のストーリー展開の遅さのためアニメでは明かされることがないため、こちらも悪さをするだけになってしまう。
アニメに向いていない点③「主人公以外の視点を描き切れない」
主人公以外の視点(特にロリコン勇者など)も大事な作品なのだがそちらもそれだけで短編になるのではと言える長さ。
実際サブ主人公になりがちなアリサはちゃんと外伝が漫画化までしている。
以上の点から、アニメはあくまで作品ファンが動いて喋ってるキャラをちょっと楽しむだけの作品としてみるのが一番精神的に健全かと思われる。
そもそも主人公が作中最初に惚れたメインヒロインが登場していない時点で、私はこの作品をデスマがアニメ化した作品として評価するのが妥当とは思えなかった。

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