パスガードさんの「UFC選手ランキング」

記録よりも記憶に残る格闘家

若い世代は知らない人も居るかもしれないが、参戦期間は短かったものの、確かな実力とリング映えするスター性で一時はUFCの看板選手と言える存在だった。
身体のバランスの良さ、強い打撃、無尽蔵のスタミナ、隙のないグラウンドテクニックなどオールランドな強さを備えたファイター。戦歴でのハイライトは、
対ティト・オーティズ戦。自身も頭部から流血するという激戦を見事に制し王座へ。桜庭との対戦は噂だけで実現しなかったが、この人が居なかったら、その後の総合格闘技ブームも違ったモノになっていたかもしれない。初期のUFCを語るうえで絶対外せない選手。