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玉頭位取りに関するランキングとコメント・口コミ

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玉頭位取りがランクインしているランキング

コメント・口コミ

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将棋の戦法ランキングでのコメント・口コミ

組み上がったら勝ったも同然さ

相手がどこに飛車を振ろうとも、美濃ではなく穴熊に囲おうとも、対振り飛車には、玉頭位取りと決めています。理由は明解で、自分の気風に合っているから。ひたすら玉を固めるだけの、終盤、玉の逃げ場のない居飛車穴熊や、カウンターだけを狙う進展性のない、エルモ右四間飛車のような戦法は棋風に合いません。玉頭位取りといえば有吉道夫先生。昭和四十年代に、それまでの主流だった急戦に変わって登場した振り飛車対策で、振り飛車の大家にして大名人の大山康晴先生を、名人戦においてカド番に追いつめ、大流行しました。そんな玉頭位取りも、その後、居飛車穴熊に取って代わられ、アマ、プロ問わず、殆ど指されなくなりましたが、大変優秀な戦法であることに変わりはありません。但し、組み上がるまで手数が掛かるため、急戦には注意が必要で、攻めるというより、押さえ込む戦法で、相手が苦しくなって強引に捌きを狙ってくるところを、しっかりと受け止めて、迎撃する展開になりますので、指しこなすにはアマ高段者の棋力が必要となります。自ら手を作り、仕掛けるのが好きという棋風の人よりも、相手の手を殺し、封じ込めるという棋風の人が向いていると思います。AIの影響で、序盤の研究で雌雄を決するという考え方が主流の中で、駒がぶつかった時のねじり合い、中盤の力で勝負しようという戦法ですので、非力な初心者が真似するのは怪我のもとです。尚、言うまでもありませんが、これは対振り飛車専用の戦法ですので、相手が居飛車できた場合は、絶対に用いないで下さい。負けますから。

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