風邪宮さんの「バンドリキャラランキング」

我が人生也

とりあえず、彼女を生んだこの世の森羅万象全てに感謝を告げよう。
彼女の良さを全て文章に認め、書籍として出版した場合、世界中の7割の森林がそのために消費されてしまうので、一部を抜粋して語ろう。
とりわけ、第一の長所はやはり、そのアクのない純粋な心と、それ故の人懐っこさにあるだろう。彼女と初めて出会い、良くない第一印象を抱く人物は存在するわけがない。「キャラが薄い」だの「喋り方が嫌い」だのほざく阿呆がたまに居るが、北沢はぐみを愛でる感情は人間生来から備わるものなので、それに抗う逆張り野郎と認識するのが良い。彼女の笑顔は平凡で退屈な世界に一筋の光をもたらし、周りのメンバーのみならず、画面の前の我々にまで多大なる幸福を与えてくれる。彼女はアグレッシブな性格をしており、その性格通りに運動神経も抜群なのである。神は二物を与えずとはよく言ったものの、北沢はぐみは万物を与えられている、まさに髪神にも愛された存在だと言える。
しかし、そこで終わらないのが彼女。一見、ネガティブな感情など刹那も見せないような彼女でも、「勝ち負けがつく」ことが嫌いだった過去がある。それ故、運動が大好きな彼女は体育祭であまり笑顔を見せない。唯一楽しみにしていたのは、勝ち負けのないダンス種目であった。そんな彼女の葛藤はどうなっていくのか、気になったのならばガルパのシーズン1にある『涙のスマイルアンカー』を読了してほしい。また、彼女にも年頃の女の子らしい悩みを持っているのだ。先ほどから述べるように彼女は、運動神経抜群でアグレッシブな性格をしており、見た目のショートヘアも相まってボーイッシュに思いがちだが、本人は可愛いものがとっても大好きなのだ。彼女の部屋には大量ものぬいぐるみが置かれており、どれも一つ一つに大切な感情を抱いていることが度々描写されている。しかし、本人はそれを似合わないと思っており、戸山香澄や弦巻こころとショッピングに行った際などには、よく「自分には似合わない」からとそれを辞退しがちなのである。彼女には一度鏡を1時間ぐらい見つめ続けてほしい。「似合わない」なんて言えなくなるだろう。そんな健気でしおらしい一面は、私たちの心を射止めるには容易すぎるほどの情報であり、恐らくここで輸血が必要になるだろう。
最後に、彼女の魅力として挙げておきたいのは、彼女の物語におけるキーパーソンっぷりだろう。とにかく、彼女から話が始まることが多いのだ。彼女の一声で、時には人助け、時には南の島に、時には南極にと、誇張表現無しでマジでやってのけるのだこいつらは。そんな彼女に助けられるのは、周りのバンドリメンバーだけでなく、三次元から除く我々にも心理的な安心をプレゼントしてくれるのだ。もう聖母マリアだろ。

あと数千ページほど語りたいが、文字数制限にかかりそうなので、ガルパやアニメのストーリーを追い、彼女の魅力に各々迫って欲しい。私は北沢はぐみを人生をかけて推し続けよう。