ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
2位ジミー・コナーズ(Jimmy Connors)
Jimmy Connors cropped.jpg by momovieman / CC BY
ジミー・コナーズ(Jimmy Connors, 1952年9月2日 - )は、アメリカ・イリノイ州ベルビル出身の元男子プロテニス選手。フルネームは James Scott Connors (ジェームズ・スコット・コナーズ)という。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(U.C.L.A.)出身。
人間じゃない、だから『野獣』。
1980年代の鈍速コナーズを思い浮かべる人も多いと思う。それは仕方がない何故ならコナーズ全盛期の1970年代前中盤は日本でテニス中継をしていなかった。しかし現代では過去の動画が見れる。そこで1974年の全米オープン決勝を見てもらいたい。
これを見る前は「恐らく昔の金持ちがやるスライス系ショットのラリー応酬だろう」と思っていた、しかし一度見てみると「ヒェー!」と言わんばかりの別世界プレーを繰り出すではないか。決勝のスコア6-1 6-0 6-1のストレート、しかも動画でよく見ると意図的にミスしてゲームを与えているコナーズ。しかも相手はローズウォールという最強格プレーヤー。
ある大学の研究によると史上最強はコナーズという結果になったそうだ。
うん、それも頷ける。
3位ロッド・レーバー
【年間グランドスラム2回】
一度達成する事すら困難を極める年間グランドスラムを2回達成するなんて化物。映像を見る限り予測力がずば抜けている。
「時代が前だから弱い」とかいう評論家気取りの人には彼の凄さは分からない。
『重要なのは時代がどうあれ、皆条件は同じだ。その中でいかに抜きん出た成績を残したかが問題だ。』
史上最強のオールラウンダー
高い身体能力と卓越したテニスセンスでグランドスラム14勝を挙げ、超強豪ひしめく90年代で最強と言われた。
【プレースタイル】
防御を捨て、攻撃のみを主体とする超攻撃型の速攻プレーをする、攻撃型のショットであれば史上最強と言われる攻撃力を持っており、それに加え戦略的なプレーや相手を先読みしたプレーも出来、更にはミスショットが極めて少ない事も特徴で、ほぼ全てのショットでポイントが取れる。
●弱点としてはパワー面と地中海貧血性から来る脱力感である。
サンプラスはピストルのような両ハンドショットを持つがパワーはそれ程無い、むしろ90年代では中位程でありマイケル・チャンにすらラリー負けをしていた。サンプラスのピストルショットは絶妙な間の取り方と遠心力を駆使した独自のもので、他のプレーヤーには真似できない。そのため、最低限の間が取れない場合、ラリーの応酬では打ち負けがしばしば見られる。ライジング系のテンポの早いショットが打てるアガシには特にラリー負けをしていた。
地中海貧血性であるサンプラスは全盛期である90年代中盤から後半にかけての動きにはキレがあったが、2000年代に突入するとかつてのキレが無く、ショットの精度も落ちていった。
【サーブ】
フラットサーブ、スピンサーブ、スライスサーブの三種類を自在に使い分けコースも非常に読みにくく深い。加えて、この三種のサーブは同じフォームから繰り出される為、相手は高い予測力と判断力、精度の高い返球技術が問われる。
ファーストサーブは210~220キロ、セカンドサーブでも200キロ程のスピードが出せる。(当時のラケットで)
【フォアハンド】
ピストルショットと恐れられた強力なフォアハンドは体を振り子のようにして体の軸を生かし遠心力も加えながら放つ、特にフォアハンドの切り返しは凄まじい威力を誇った。
【バックハンド】
フォアハンドと同様に凄まじい威力があり、バックハンドクロスは強烈で止めの一撃に用意た。
【ボレー】
史上屈指のボレー技術を持っており強弱を状況に応じて使い分け、コースも非常に鋭い。
【スラムダンク】
無駄の無いプレーをするサンプラスが、唯一ミスを覚悟で最後の決め球として打ったのがこのスラムダンクである、豪快にジャンプし渾身の力で相手コートに叩きつける技で非常に見応えがある。