みんなのランキング

発射らいおーさんの「相対性理論の曲ランキング」

4 0
更新日: 2022/01/10

発射らいおー

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

まるで夢の中にいるような感覚

雨の日の昼間、微睡みの中で見る夢を思わせる一曲。韻を踏んだ歌詞が生み出す一定のリズムも心地よく、曲を聞きながら何もかも投げ出して眠ってしまいたくなる、そんな一曲だ。前述したように歌詞の韻や言葉遊びは充実しているが、その意味は難解。ただ、私的な解釈としては「夢と同じ。意味なんて分からなくていい。」と捉えても良いのではと思う。歌詞にある「口から出まかせシニフィアン」は「意味なんてないよ」で、その次の「誰にもあげないシニフィエ」は「それを分かる必要もないよ」を表しているのではないかと個人的に解釈している。とりあえず、何も考えず疲れたからこの曲を聞きながら昼寝でもしてほしい。きっと意味も何も無い不思議な夢が見られる、はず。

ヒロイン思想が強過ぎる地球終了のお知らせ

同年代がハマらないようなマイナー作品が大好きな自分が大好きという思春期女子の妄想を具現化したのが、この「小学館」という曲だと思う。世界終末で生き残ったヒロインである自分と、その自分に対して何かを訴える「あなた」の存在。もはや曲と言うよりも夢小説である。そして歌詞から伝わる「地球が無くなっちゃったから、もう恋なんて出来ないのね。」というセカイ系ヒロインの思想。今思えば「いや恋どころじゃねえよ」と突っ込むこと必至なのだが、当時の私は「終末少女エモ〜い」とmixiに書き込むしまいだった。また「大好きな少年漫画がもう読めない」な歌詞から分かる「ヒロインは少年漫画を好む」という属性は、もはや夢小説の主人公のそれでしかない。これもまた多くのマイナー好き思春期女子の心を鷲掴みしたことだろう。もう随分前の曲だが、未だに聞くと夢小説の主人公みたいな気持ちになれるこの曲が私は大好きだ。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる