ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
\ ログインしていなくても採点できます /
オペラの登場人物は、自分のことで一杯一杯
オペラでは「それ、聞かれたらマズイでしょ」という内容の独白を、相手を前にして平気で歌いあげます。ソーシャルディスタンスが辛うじて保たれているかどうかの至近距離です。
この第一人者は、歌劇王ジュゼッペ・ヴェルディでしょう。
たとえば、マクベスがバンクォーの亡霊にあれだけおののき叫べば、この時点で周囲も「疑惑」ではなくマクベスが殺したと「確信」すべきです。
さらに、「ドン・カルロ」でのフィリッポとロドリーゴの二重唱は、お互いの思惑がだだ漏れであり、ツッコミどころ満載です。(ただし、音楽的には非常に魅力に満ちています。)
\ ログインしていなくても採点できます /
オペラに科捜研は不要
オペラの登場人物は、とにかく突然死に襲われることが多くあります。死因も不明なことが少なくありません。
これを多用した作曲家は、楽劇王リヒャルト・ワーグナーです。
エリザベート、ヴェーヌス(たぶん)、タンホイザー、エルザ、オルトルート、フンディング、イゾルデ、クンドリといった登場人物の多くが、精神的に衝撃を受けることによりお亡くなりになっています。
さらに、パトリス・シェロー演出による「トリスタン」では、イゾルデが額から流血しながら息絶えるという凄まじさがありました。(それでも、同曲の映像では、これがイチオシです。)
このような不審死は、現実世界ならば警察のお世話になることうけあいです。(もちろん、警察は「オペラだから」、「事実はオペラより奇なり」と片づければ、捜査の負担を軽くすることができます。)[続きを読む]
オペラマイスター
神川美里さん
1位(100点)の評価