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Twitterでシェアまえがき
オペラは伝える手段として言葉だけではなく、音楽を用いているからでしょうか、ストーリー的には「ご都合主義では?」ということが多々あります。
また、オペラをストーリーだけで追いかけると「?」となってしまうことがあるため、オペラ=難解=敷居の高いものになってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで、今回はオペラをもっと身近に感じられるように、「オペラ、あるよね~」ということを挙げてみました。
また、オペラをストーリーだけで追いかけると「?」となってしまうことがあるため、オペラ=難解=敷居の高いものになってしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで、今回はオペラをもっと身近に感じられるように、「オペラ、あるよね~」ということを挙げてみました。
ランキング結果
オペラの登場人物は、自分のことで一杯一杯
オペラでは「それ、聞かれたらマズイでしょ」という内容の独白を、相手を前にして平気で歌いあげます。ソーシャルディスタンスが辛うじて保たれているかどうかの至近距離です。
この第一人者は、歌劇王ジュゼッペ・ヴェルディでしょう。
たとえば、マクベスがバンクォーの亡霊にあれだけおののき叫べば、この時点で周囲も「疑惑」ではなくマクベスが殺したと「確信」すべきです。
さらに、「ドン・カルロ」でのフィリッポとロドリーゴの二重唱は、お互いの思惑がだだ漏れであり、ツッコミどころ満載です。(ただし、音楽的には非常に魅力に満ちています。)
オペラの登場人物は、極度の近視が多いらしい
オペラでは変装が数え切れないほど扱われています。
変装の権化といえばジョアキーノ・ロッシーニです。「セビリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵、「ラ・チェネレントラ」の題名役、「湖上の美人」のウベルト(実はスコットランド王ジェームズ5世)などなど。
その変装がなかなかバレずに大騒ぎとなる作品が「オリー伯爵」です。隠者はまだしも、尼僧はやり過ぎ(笑)。それでも私は、ロッシーニの喜劇ではこれが一番好きです。
あとがき
オペラは想像力と寛容をもって鑑賞しましょう。オペラで現実的なことを言ってはいけません。オペラは夢の世界ですから。
よろしければ、皆さんのオペラあるあるランキングをお聞かせください。
ここまでご覧いただきまして有り難うございました!
令和2年(2020年)7月29日水曜日 鏻㥥
よろしければ、皆さんのオペラあるあるランキングをお聞かせください。
ここまでご覧いただきまして有り難うございました!
令和2年(2020年)7月29日水曜日 鏻㥥
オペラに科捜研は不要
オペラの登場人物は、とにかく突然死に襲われることが多くあります。死因も不明なことが少なくありません。
これを多用した作曲家は、楽劇王リヒャルト・ワーグナーです。
エリザベート、ヴェーヌス(たぶん)、タンホイザー、エルザ、オルトルート、フンディング、イゾルデ、クンドリといった登場人物の多くが、精神的に衝撃を受けることによりお亡くなりになっています。
さらに、パトリス・シェロー演出による「トリスタン」では、イゾルデが額から流血しながら息絶えるという凄まじさがありました。(それでも、同曲の映像では、これがイチオシです。)
このような不審死は、現実世界ならば警察のお世話になることうけあいです。(もちろん、警察は「オペラだから」、「事実はオペラより奇なり」と片づければ、捜査の負担を軽くすることができます。)