Rさんの「2023秋アニメ評価ランキング」

王道かつ異端な作品故の普遍性

アイマスのアニメとして初となるほぼ全てをCGで作成した作品。第1話では今まで培った技術と新たに獲得したCGの技術を遺憾なく発揮した演出が多かった。特に光の描写が素晴らしい。
アニメ展開としてはかなり王道と言える何かに憧れをもって活動したいという動悸を示す時にその対象として存在感のあるものを演出する展開だが、アイマスのアニメ全体で見るとその演出が取られてきたことはほぼ無いため異端とも言える出だしではある。いわゆる765ASの妹分としての利点だろうか。そのため、触れたことが無い人には入門としてちょうどよく、他のアイマス(特に無印アニマス)を触れたことがある人にも見てほしい作品。
もはや古典のレベルだが、それでも新しい挑戦を続けることは賞賛に値する。
現在、アニメの本放送としては第1話しか公開されていないため評価を出しにくいところはあるが、見て損はないだろうと思う。