Reraさんの「2024冬アニメ評価ランキング」

手話も言語の一つ

聴覚障がいを取り扱った作品といえば真っ先に挙げられるのは｢聲の形｣だろうと思います。名作中の名作と呼ばれるほどの作品ですが、一方でいじめのシーンが苛烈で見る人を選ぶ作品です。それに比べると本作はピュアなラブストーリーに全振りしているので、非常に見やすくなっています。逸臣の雪の世界が知りたいという気持ちには非常に共感ができます。色々な言語を話す彼にとって手話もまた一つの言語なのでしょう。聲の形とは対極にある作品ですが、とても素敵な作品だと思います。