山鉄塔さんの「グロアニメランキング」

『グロい』が、『ユーモア』。

このアニメは、絵柄だけを見ると、子どもっぽくかわいらしいのですが、キャラクターの設定的にも、戦闘神経症を患っている、盲目、糖分依存症など、虐殺を繰り広げることとなるトリガーが多岐にわたって存在します。
死体が大量、当たり前。
頭部損傷、マシな方。
内臓露出、やっと人並み。
血みどろだからこそ、そこにユーモアがある。そんなアニメです。
実は、制作者は優しい方で、アニメの制作のために眼球の断面をリサーチしていた際、吐き気を催して、リサーチが続行できなくなったそうです。
「トムとジェリーのトムがジェリーをぺしゃんこに押しつぶしても、ただ意味もなくおかしいと思えるように『実際にこんなことはありえない』とか『こんなこと、ばかげている』と思えるものは、ユーモアの一部になりえます。アニメだから行き過ぎると面白い」
「私たちは大きな子どもで、決していじわるが好きな集団ではありません」
監督のKenn Navarroさんは語ります。
現実にはないような「虐殺」が、裏を返せば「ユーモア」となる。
『HappyTreeFriends』は、そんなアニメなのです。

一人でも多くの方に『HappyTreeFriends』の魅力が伝わることを願って。