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ゆりあさんの「官能小説ランキング」

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更新日: 2021/02/15

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ランキング結果

恋愛短編集

書店の「書店員が本気でお薦めする本」とかいうコーナーで見つけた本です。メンヘラ少女が、愛とか性欲に振り回されて傷つく様子を描いた短編集です。オムニバス形式になっている本だけど、どのストーリーに登場する人物も全員狂ってて、読んでいるこちら側の精神状態までおかしくなりそうなほど、クセのつよい物語が詰まっていました。ライトな感じのタイトルとは裏腹に、かなり痛々しくて苦しい展開の話が続き、気力が吸い取られそうになりました。笑 官能小説のようでもあり文学小説のようでもある、感想を描くのが難しい作品です。

一気読み

脚本家として順風満帆だった女性が、自分の性的な欲望を抑えられずにダブル不倫を重ね続ける物語。かなり分厚い本で、読み切れるか心配していたのですが、読み始めたら止まらなくなってしまい、一気に読んじゃっていました。笑 登場人物みてて思ったのが、男は妻も不倫相手も同時に両方愛せるけど、女はひとりしか愛せない生き物だなーと思いました。とりあえず、恋愛体質な人って大変そうですね、、、、、!

有名作

安達祐実主演で映画化もされた名作「花宵道中」。吉原遊郭を舞台にした物語で、花魁として生きてきた女性が一人の青年との許されぬ恋に身を焦がす姿が描かれています。著者の宮木あや子さんは、新潮社が主催している「女による女のための文学賞」出身の方で、石原さとみが主演を務めたドラマ「校閲ガール」の原作者です!数々の官能小説も書いているのですが、あからさまに卑猥な表現や単語は出てこないので、かなり読みやすいです!

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