ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアランキング結果
1位大野将平
2位野村忠宏
小さな体で前人未到の三連覇
柔道師範の父を持つ生まれながらのサラブレッドとは違う。期待されて、実力もあったのは兄の方。それでも自分への期待を諦めなかった彼が掴んだ五輪出場、その後の三連覇。ドラマチックだけど満身創痍で成し遂げた事。彼の一本を見ると自分の悩みさえ吹き飛ばしてくれる清涼感がある。試合になると負けてしまう優しすぎる兄と共に達成した三連覇だと思っている。
3位井上康生
日本柔道を蘇らせた男
日本柔道も不甲斐ない結果が続いた事があった。それを蘇らせたのは井上康生。でもそれは現役引退後の指導者としての手腕。彼が現役で頭角を表した時、重量級の迫力ある試合で度肝を抜かれたのを覚えている。頼もしい背中に期待をかけすぎていたけれど素晴らしいカリスマ性を持っているのは明らかである。
早すぎる引退も生けるレジェンド
絶対に勝ってくれる。そう祈りつつ観戦していて裏切られたことなんてない選手。いつも鮮やかに清々しい柔道で一本を取ってのけてしまう。彼の柔道人生もはや死角なし。もっと彼の試合を見続けたかったが一番に君臨するのは並大抵では無いのだと引退の一報を聞いて残念だと思いつつも苦しいのなら解放されて欲しいと感じた。きっと次はコーチとしてものすごい選手を送り込んでくれることを期待して待っている。