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横尾誠さんの「令和2年7月場所 素晴らしかった力士ランキング」

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更新日: 2020/11/27
横尾誠

『大相撲オープンチャット』管理人

横尾誠

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ランキング結果

1照ノ富士

照ノ富士

引用元: Amazon

照ノ富士 春雄(てるのふじ はるお、1991年11月29日 - )は、モンゴル国ウランバートル市出身で伊勢ヶ濱部屋(入門時は間垣部屋)所属の現役大相撲力士。本名はガントルガ・ガンエルデネ(モンゴル語キリル文字表記: Гантулгын Ган-Эрдэнэ)。身長192cm、体重178kg、血液型はO型。最高位は東大関(2015年9月場所 - 11月場所、2017年5月場所 - 7月場所)。

見事な復活!30場所ぶり2回目の優勝!

もう1位は照ノ富士しかいないでしょう。元大関が幕下以下に陥落したのも初めてなら、そこから幕内に戻ってきたのも当然、史上初。そんな中、幕内に復帰した場所でかつての照ノ富士らしい強い相撲を取り続け、新大関の朝乃山にも圧勝。ただ単に、優勝したというだけでなく、ここまでに至るまでのストーリー。すべて含めて、照ノ富士が今場所最も素晴らしかった力士であることは間違いなし!

2朝乃山

朝乃山

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朝乃山 英樹(あさのやま ひでき、1994年(平成6年)3月1日 - )は、富山県富山市呉羽町出身で、高砂部屋所属の現役大相撲力士。本名は石橋 広暉(いしばし ひろき)。身長188cm、体重172kg。血液型はA型。得意技は右四つ、寄り、上手投げ。最高位は西大関(2020年7月場所)。好物はブリの塩焼きと寿司。

新大関として強さを見せ続けた力は本物!

大関はただの通過点という期待がかかる朝乃山。それを示すかのような初日から圧倒的な強さを見せた9日間はさすが。今場所も御嶽海に敗れたり、照ノ富士に圧倒されてしまったところはあったが、それでも新大関で千秋楽まで優勝の可能性を残し、初日から15日間通して場所を盛り上げたことは、優勝こそ成らなかったものの十分に大関としての責任を果たし、大関として務めあげられることや、今後へますます期待を持たせることができた15日間でした。

3大栄翔勇人

大栄翔勇人

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大栄翔 勇人(だいえいしょう はやと、1993年11月10日 - )は、埼玉県朝霞市出身で、追手風部屋所属の現役大相撲力士。本名は高西 勇人(たかにし はやと)。身長181cm、体重162kg、血液型はB型。最高位は東小結(2020年7月場所)。好物は唐揚げ、リンゴ、ナシ。リンゴはカット派であり、リンゴよりもさらにナシの方が好き。

白鵬の連勝を止め、見事に11勝。来場所は新関脇か?

上位定着も大きく勝ち越すことなく、勝ち越しても8勝どまりが続いた大栄翔。それでも初日から10連勝の白鵬に立ち合い足を滑らせながらも食らいつき、攻め続けて勝った一番は見事! そこから波に乗り、2つの不戦勝というラッキーもありながら、実力でつかみ取った11勝はお見事!

4正代

正代

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正代 直也(しょうだい なおや、1991年11月5日 - )は、熊本県宇土市出身で時津風部屋所属の現役大相撲力士。本名同じ。身長184cm、体重165kg、血液型はA型。得意技は右四つ、寄り。最高位は東関脇(2020年7月場所)。

ようやく本領発揮!大関の足掛かりを作った15日間!

ただ器用なだけでなく力強さを増した立ち合いのぶちかましからの動きの良さは、大関に挑戦できるだけの強さになっていたことを見事土俵の上で証明!ネガティブなコメントが目だったりもしたけれども、今は優勝したい、上に行きたいという意欲が相撲からも伝わってくる。それがより現れた15日間。課題もあるけれども、今場所の相撲で間違いなく「大関候補」であることが分かった15日間でした。

5琴恵光

琴恵光

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琴恵光 充憲(ことえこう みつのり、1991年11月20日 - )は、宮崎県延岡市出身で佐渡ヶ嶽部屋所属の現役大相撲力士。本名は柏谷 充隆(かしわだに みつたか)。身長177cm、体重135kg、血液型はO型。最高位は西前頭7枚目(2019年9月場所、11月場所)。

土俵際のうまさだけでなく強さが見られた15日間!

かつては幕下のイケメン力士も壁に当たってはそれを乗り越え、今場所は幕内で初めての2桁勝利!琴恵光らしい土俵際のうまさも見せる場面もありながらも、前に出る力が身に付いたところを見せられた15日間。今場所の10勝は調子が良くて挙げられた10勝ではなく、力がついたからこそ挙げられた10勝だ。

6御嶽海

御嶽海

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御嶽海 久司(みたけうみ ひさし、1992年12月25日 - )は、長野県木曽郡上松町出身の出羽海部屋所属の現役大相撲力士。本名は大道ジャスティン久司(おおみち じゃすてぃん ひさし)。身長180cm、体重177kg、血液型はO型。得意技は突き・押し。自己最高位は東関脇(2017年9月場所 - 2018年3月場所、2018年9月場所 - 2018年11月場所、2019年7月場所 - 2019年11月場所)。好物はバナナ、寿司、焼肉、プリン。好きな俳優は峰竜太。父は日本人、母はフィリピン人、尊敬する力士は武双山、平成4年度生まれの関取を指す、いわゆる「花のヨン組」の1人。

地力はやっぱり高いことを見せつけた負けない御嶽海

中盤連敗はしたものの、気づけば優勝争いに加わっていた御嶽海。今場所は強さよりも、負けない落ち着いた相撲を取っていたのが印象的。敗れた一番も何か気の抜けたような御嶽海ではなく、しっかりと戦いに行けた御嶽海だった。そして何よりも、朝乃山戦に強いところは御嶽海の地力の高さの証明。朝乃山戦だけでなく、どの一番でも朝乃山戦のような相撲をとっていけば、すぐにでも大関になれるだろう安定感を見せた15日間でした。

7照強

照強

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照強 翔輝(てるつよし しょうき、1995年1月17日 - )は、兵庫県三原郡三原町(現在の南あわじ市、出生地は洲本市)出身で伊勢ヶ濱部屋の現役大相撲力士。本名は福岡 翔輝(ふくおか しょうき)。身長169cm、体重120kg、血液型はO型。最高位は東前頭7枚目(2020年7月場所)。軽量を補うためにスピードを活かして左差しを浅く取って拝むようにしつこく攻める相撲が得意である。能天気で前向きな性格。取組前の塩撒きで大量の塩を撒くことでも知られる。

朝乃山戦の1勝だけでランクインの価値ある見事な勝利と勝ち越し!

立ち合い低く右にずれて朝乃山の足を取って新大関に尻もちをつかせた一番は照強ならでは。身長は低くても、どんな相手でも押していけるパワーと、動きの良さは圧巻。今場所は自己最高位の前頭7枚目で勝ち越し。それも自身初の大関戦で大関に勝利という快挙。この1勝が同部屋の照ノ富士の優勝の援護射撃にもなるなど、今場所の立役者の1人であること、間違いなし。

8隠岐の海

隠岐の海

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隠岐の海 歩(おきのうみ あゆみ、1985年7月29日 - )は、島根県隠岐郡隠岐の島町出身で八角部屋所属の現役大相撲力士。身長190cm、体重165kg、血液型はO型。島根県立隠岐水産高等学校出身。本名は福岡 歩(ふくおか あゆみ)、愛称はあゆみ。最高位は、西関脇(2015年3月場所・2016年11月場所)。

ベテラン健在、35歳にして初の三役での勝ち越し!

よく言えば「追い込まれると力を出す」悪く言えば「追い込まれないと力を出さない」何か見ていてもマイペースな感じの隠岐の海が、今場所は15日間通してマジになっていた!本来ならもっと強いはずの力士が本領を発揮!土俵上で見せる力の出しどころのうまさはベテランならでは。まだまだ衰えを見せないどころか強くなっているとさえ感じる隠岐の海、お見事な15日間だ。

9隆の勝

隆の勝

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隆の勝 伸明(たかのしょう のぶあき、 1994年11月14日 - )は、千葉県柏市出身で千賀ノ浦部屋所属の現役大相撲力士。本名は石井 伸明(いしい のぶあき)。身長183cm、体重155kg、血液型はO型。最高位は東前頭2枚目(2020年7月場所)。好物は肉料理(特に生姜焼き)、白米。好きな言葉は「笑う門には福来る」。

もう、ただの愛らしいだけのキャラじゃない。上を目指す力士になれるところを見せた15日間!

3月場所の12勝で番付を大きく上げて、初の上位挑戦となった場所で見事勝ち越し。その中でも正代や大栄翔に勝利。さすがに白鵬や朝乃山にはかなわなかったけれども、上位総当たりの地位で十分に戦えることを示せた15日間。先場所の12勝はただ調子が良かっただけではなく強くなっていたからこそ挙げられた12勝だったことを今場所の勝ち越しで見事証明!次の目標は三役昇進と横綱・大関戦での白星だ!上を目指せる力士になってきていることが伝わった見事な15日間!

10霧馬山

霧馬山

公式動画: Youtube

霧馬山 鐵雄(きりばやま てつお、1996年4月24日 - )は、モンゴル国ドルノド県セレグレン村出身で陸奥部屋所属の現役大相撲力士。本名はビャンブチュルン・ハグワスレン(モンゴル語キリル文字表記:Бямбачулуун Лхагвасүрэн)。身長185cm、体重135kg、血液型はO型。最高位は西前頭3枚目(2020年7月場所)。

負け越しはしたものの、未来が見えた15日間!

初の上位挑戦の場所で6勝9敗と負け越したものの、そのうち2勝は大関貴景勝と関脇御嶽海から挙げた白星。体も大きくなってきて、その体からみなぎるパワーとうまさは上位陣にとっても油断したらやられる存在というのを十分に知らしめた。まだ上位の壁はたやすく超えられるものではなかったけれども、もっと強くなるだろうという期待を持たせる相撲を取り続けたことは負け越したけれども必ずや次につながるはずだし、そういう相撲を取り続けた立派な15日間でした!

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