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Sakurakoさんの「レストランで役に立つフランス語ランキング」

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更新日: 2020/10/19
Sakurako

フランス料理マイスター

Sakurako

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まえがき

ウエーターさんが「ご注文はお決まりですか」と言ってくると思っていて、心の準備をしたりしますが、案外それ以外の言い方で聞かれます。

そこがまた面白いところですね。

言い方は、数年単位で違ってきています😊


フランスでは習慣が違い、こんな風なの?と驚くことが多いですね。

お客様は神様という概念がありますが、接しかたが日本とは随分と違います😊

ランキング結果

乾杯をする時の「サンテ」以外の言い方

乾杯するは、フランス語で
「santé」「à la votre」「à la tienne」
それぞれ、
「サンテ」、「ア・ラ・ヴォートル」、「ア・ラ・チエンヌ」
と言って、あなたの健康を祝してという言い方がメジャーです。
その他に、「on trinque オン・トランク」があります。
これは、テープルでグラスを軽くぶつけて交わすことです。
フランスでは、この「トランク」をして、アペリティフを飲み、それからウエーターさんが注文を取りにきます。
まだ、トランクしていないと言えば、ウエーターさんは出直して来ます😊。

シャンパンの注文は「une coupe ユンヌ・クープ」

レストランでの食事は、何かと食前酒から始めます。

シャンパンの注文は、「une coupe s'il vous plait ユンヌ・クープ・シルヴプレ」です。

この、「une coupe ユンヌ・クープ」は平べったいグラスです。

背が高いグラスは、「flute」といいます。

シャンパンを入れているグラスの形は、レストランで違います。
それでも、どのグラスの形であっても、シャンパンの注文は、
une coupe でします。

2杯であれば、deux coupes ドゥ・クープです。
また、注文では、
Une coupe de champagne(ユンヌ・クープ・ドゥ・シャンパ―ニュ) とシャンパ―ニュとは付けないでいいます。

このクープは、シャンパンのときしか使いませんので、つけないのですね😊

愛の告白ではありません。

アペリティフを飲みながら、注文を決めて、そろそろウエーターさんが注文を取りに来ます。
というときに、「決まりましたか?」聞かれ、
「はい」というと、
「Dites-moi tout ディット・モア・トゥ」
とウエーターさんが言います。
直訳は、「私に全てを言ってください。」という意味です。
最初にこの言い方を聞いた時はびっくりしましたが、愛とは全く関係なく、「注文を言ってください。」という意味で~す😊

焼加減の言い方にある、「ブルー」

メニューの注文で、オーダーが決まり、肉を注文すると、
焼き加減はどうしますかと聞いてきます。
「レア」「ミディアム」「ウエルダン」の3種類はしられていますが、
フランス語では、
「Saignante セニャントゥ」「À pointア・ポワン」「Bien cuite ビアン・キュイット」
になります。
そして、更にほぼ両面がさっと炙っただけのようなほぼ生にようなのを、「Bleue ブルー」と言います。
レストランにより、この焼き加減が良いからと、美味しく食べるように、レアを薦められる場合があります。しかし、ブルーはかなり生に近いです。😊

プレゼントに何が良いかと聞かれているわけではないのです。

これも、誕生日に何を贈ろうかと考えて、「何がいい?」と聞いてきているわけではありません。

ウエーターさんが注文を取りに来て、「決まりましたか?」の次には、
「Qu'est qui vous ferait plaisir ケ・ス・キ・ヴ・フレ・プレジール?」
とウエーターさんが言ってきたら、「何を食べたらうれしいですか」。
という意味です。

この言い方も、プレゼントに何が欲しいかと、聞いているわではありません。

そうしたら、「○○にします」と注文をしていきます。
アペリティフにシャンパンにするとか、色々注文をしちゃいましょう😊

文字通りの意味ではなく、謝罪がない時は

一通り食事も終わり、料理も美味しくいただいて、最後にお勘定の時に、計算が間違っているのを発見して、

「間違っています」というと、


「チェックしてきます」などと言って、再計算をしたのをもってきて、
「Vous avez bien fait」と言われたりします。

日本でなら、不手際ですみませんでした、
ですが、
そういう言い方をするレストランはないです。
それで、
「あなたが指摘したのは良いことだ」とか、「指摘したのはいいことだ」と言われます。

気の使い方が違いますね~😊😊。
これぞ、フランススタイルって感じです。

ややこしくしないで、シンプルに注文する場合

レストランで注文をする場合に、
「○○にします」
というのは、

「Je vais prendre ○○」

と言います。

ただ、これをいうのが面倒な場合は、シンプルに、

「○○ s'il vous plaît シルヴプレ」

といえば通じます。

1つなら、「un アン」
2つなら、「deux ドゥ」
です。

アンと、ドゥを忘れたら、指で1つ、2つとか合図をすればOKです。

あとがき

レストランでフランス語で注文するときや、お勘定の時に、こんなことを言う、聞かれるについて、まとめてみました。

フランスではお客さんが、神様的に扱われることはなく、お客さんも気を遣います。

早くもって来てほしいというようなことをいっても早くなりません。

そんなところがフランス的でいいのでしょうね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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