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解憂〜西域に嫁いだ姫君〜に関するランキングとコメント・口コミ

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台湾・中国ドラマランキングでのコメント・口コミ

紀元前に烏孫国に嫁いだ王女のドラマです

前漢の時代に皇帝が烏孫国に嫁がせた解憂王女をモデルとなった2016年放映のドラマで、主演の張歆芸(チャン・シンイー)と袁弘(ユエン・ホン)は同年に結婚しました。かなり史実が脚色されているものの面白いドラマです。ドラマでは、解憂と翁帰がお互いの身分を知らずに惹かれ合ったけど運命に翻弄され、解憂は公女として烏孫国の王に嫁ぎ、翁帰は王の従弟で左将軍として再会し、宮廷内の陰謀に巻き込まれるのです。そして最後は夫が崩御し、即位した翁帰の求婚を解憂公女が躊躇した末受け入れる場面で終わるのです。
史実:烏孫国は現在のキルギス地方にあった国で、当時中国の周辺国の中で唯一青眼赤顔、つまり白人系民族だったそうです。烏孫王に漢皇帝が嫁がせた細君公主が5年後病死した事に伴い、皇族の中で不遇だった解憂王女が後妻として送られました。しかし数年後王死去により次の王(従弟)に再嫁しました。遊牧国家では夫の死後、妻が血縁の無い義理の息子などに再嫁する習慣によるものです。翁帰との間に5人の子を授かり約30年連れ添い、彼の死後次の王(最初の夫と匈奴妻の子)に再再嫁し、高齢ながら1男を出産した後、不仲で事件が起きました。それでも烏孫で半世紀生きぬき、晩年は70歳で孫3人と長安に帰還して永眠しました。
余談ですが:前漢から匈奴に嫁がされた王昭君は解憂王女逝去の頃誕生し、十代で匈奴の老王とその息子に嫁ぐことになりますが、僅か35歳で匈奴で亡くなりました。楊冪(ヤン・ミー)20歳の時に演じたドラマで描かれています。
解憂公女は前漢が匈奴を牽制するために烏孫に嫁がせ、半世紀も代々国王の夫人となり和平に貢献しました。次世代の王昭君は匈奴に嫁ぎましたが、死後前漢は王莽に簒奪されてしまうのです。

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