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1位その着せ替え人形は恋をする Season2

公式動画: Youtube
放送スケジュール | 放送局:TOKYO MX・BS11ほか
放送開始:2025年7月5日 24:00 放送日:毎週土曜日 |
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あらすじ | ある日の出会いをきっかけに、コスプレを通して交流を深めていく喜多川海夢と五条新菜。まだまだやりたいコスプレ、作りたい衣装はたくさんある。クラスメイトたちとの交流や、新しいコスプレ仲間たちとの出会いの中で、海夢と新菜の世界はさらに広がっていく。そして、新菜にドキドキが止まらない海夢の恋に進展はあるのか―!? |
2位銀河特急 ミルキー☆サブウェイ

公式動画: Youtube
放送スケジュール | 放送局:TOKYO MX・公式YouTubeにて
放送開始:2025年7月3日 21:54 放送日:毎週木曜日 |
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あらすじ | 銀河道路交通法違反で逮捕された強化人間のチハルとサイボーグのマキナ。同じタイミングで警察に捕まった強化人間のアカネとカナタ、サイボーグのカートとマックスらクセのあるコンビを警察官のリョーコが全員集め、奉仕活動として惑星間走行列車・通称”ミルキー☆サブウェイ”の清掃を課した。簡単な任務だったはずが、突如”ミルキー☆サブウェイ”が暴走し始める。車内で慌てふためくメンバーたちは、やがて大事件に巻き込まれていく。意図なし、主義なし、主張なし。ノリで乗り切る前代未聞のスペーストレインスペクタクルだ。 |
全Z世代の血が騒ぐ
レトロ、タイパ重視の展開の早さ、電波、アメリカンコメディ風会話劇。加えて3DCGアニメーションならではの面白さを詰め込んで余計に面白くなってしまったショートアニメ史に残る名作となっていた。
短時間でここまで人を魅了できたのは、先述した「タイパ重視展開」と「アメリカンコメディ風会話劇」が特に上手くマッチしているからだと考えられる。話は短く、テンポよく、あっさり進む。のに、キャラクターへの愛着が湧くように短い中で丁寧に作られていて良い印象を受ける。そこに10年代中期、私くらいの世代がドハマりしたであろう、Eテレなどでやっていたアメリカンコメディのような軽快な会話劇の形が上手くハマる。そこにアニメーション的魅力が加わり、観ていて楽しい映像が完成する。
本当によくできている作品だった。今さっき観終わった後だがもう一回観たいと思ってしまうくらいにはハマり、魅了された作品だった。
3位フードコートで、また明日。(アニメ)

公式動画: Youtube
あらすじ | 話しかけにくい雰囲気を漂わせる和田と、ギャルのような見た目で周囲から恐れられている山本。クラスではそれぞれ一人きりで過ごす和田と山本は、別々の高校に通っているものの、毎日ショッピングセンターのフードコートに集まっている。と言っても、何をするでもなく、ただただたわいもない話をして、笑ったり、泣いたり、怒ったり……。そんな二人のゆるい放課後を、少し覗いてみよう。 |
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放送スケジュール | 放送局:AT-X・TOKYO MXほか
放送開始:2025年7月7日 22:30 放送日:毎週月曜日 |
この何気なさが愛おしい
何気ない日常の中で、女子高生が会話をしているのをただ眺めているだけだ。なのに、だんだん惹かれていって、どこにでも当たり前のようにあるようなこの時間がとても愛おしく感じてしまう、そんな不思議な魅力を持つ作品だった。
特に4話からどこか「尊さ」のようなものを感じ始める。モラトリアム期特有の不安や不満を抱える中、フードコートで駄弁る時間だけが自分の素を晒せて、それが何気ない日常の中での小さく、そして大いなる幸せを感じられる場所になっていくのが、上手く表せないがすごく良いのだ。
最近アニメーション的魅力を求めすぎている私だが、たまにこういう静かな日常を描く作品に出逢うと、「こういうのでいいんじゃんねアニメって」と気持ちが落ち着くのでもっとこういうのを下さい(懇願)。
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“ 尊 い ”
私のアニメライフにおいて「尊い」だけでここまで評価が高くなる作品は本作が最初で最後かもしれない。
正直言うと話は1期に比べ薄い。起伏はあまりなくやや盛り上がりに欠けるところがあるのは事実だ。だが本作はそれを「尊さ」で全て覆いつくす。話の薄さがどうでもよくなるくらい、この世界で一番尊いカップルの尊いにも程がある掛け合いを眺められることが、ただただしゃあわせで仕方ないのだ。
1期からのテーマである「好きという気持ちを貫く」ところは変わらないままだが、2期ではやたらクリエイターの胸を打つような描写が多くあり、その一つ一つが強く心を揺さぶってくる。「新しいものが出ても結局いいものはなくならない」などの名言、誰かに頼ることの大切さ、創作物はクリエイター(創り手)×プレイヤー(演者)×オーディエンス(観客)で成り立っているということの再認識。どれもが今私の目指す道に強く呼応する。
加えて面白いのがアニメーションと演出の進化。1期8話の海辺のシーンのような惚れ惚れしてしまうようなあの本物の神作画のまま1クール駆け抜けており、そこに多種多様で挑戦的な演出が上手く組み込まれ、1本のアニメーションとなったとき観ていてとんでもなく気持ちの良い映像が完成されている。「約束のネバーランド」「その着せ替え人形は恋をする」「ぼっち・ざ・ろっく!」などのTVアニメーションや劇場アニメーションなどの技術と経験を経て様々な挑戦をしてきたCloverWorksと、CloverWorksを支えてきた名アニメーターたちなど、スタッフの方々の愛と情熱を画面の隅々に感じられる、素晴らしい作品となっていた。CloverWorksが手掛けるアニメーションの一つの到達点、集大成とも言えるかもしれない。
ラストにあったたくさんの「またね」に胸を躍らせながら、気長に続編を待つとしよう。
21話と22話、私は終始心が乙女になってしまい本当に大変でした(笑)