【人気投票 1~38位】三浦綾子の書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
結核の闘病中にクリスチャンとして執筆活動に励んでいた、三浦綾子。今回は「三浦綾子の人気書籍ランキング」をみんなの投票で決定します!朝日新聞で連載し、幾度に渡りドラマ化されている大ベストセラー『氷点』(1965年)、愛や真実の生き方について考えさせられる『ひつじが丘』(1966年)や、実在の鉄道事故を題材とした『塩狩峠』(1968年)など、名作が勢揃い!あなたがおすすめする三浦綾子作品を教えてください!
最終更新日: 2024/10/16
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茶聖千利休とその妻たちとの愛と葛藤を、綿密な調査と大胆な仮説で描く傑作長編歴史小説
著者の言葉「日本の史上に、秀でた男性は多々現れているが、千利休はその男性たちの中でも、大いに傑出した存在ではなかろうか。/わたしが利休について書こうとするのは、このような男性に、一目置かせ熱愛させた女性宗恩に興味を抱いたからである。宗恩に関する資料は少いが、その少い資料からでも、宗恩という女性の美しさと才と心の深さは偲ばれる。/連れ子をして利休の後妻となった家庭には長男道安がいた。わたしはこの利休と宗恩を軸に、利休の非業の死までの家庭を描いてみた。」
単行本[続きを読む]
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時代の常識を超えて新しい女性の創造に生命を燃やす楫子。日本キリスト教婦人矯風会結成、女子学院初代院長 矢嶋楫子の心の軌跡を三浦綾子が情熱をこめて迫る伝記文学の傑作
この作品は天保四年(1833年)楫子の誕生から大正十四年(1925年)、幕末から明治大正を一人の女性としてまた唯一無二の教育者として駆け抜けた矢嶋楫子の伝記小説です。女子教育の歴史を描くとともに、日本の近現代の特に女性を取り巻く社会状況を記した貴重な記録でもあります。
単行本 1989年12月20日発行 小学館 B6判 厚紙装 カバー オビ 255頁 挿画/装丁 川田幹 本文挿画 松田穣 [続きを読む]
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人は、果たして人を真に愛し得るか-北海道・旭川を舞台に永遠の課題に取り組む著者初の書き下し傑作長編小説
天人峡で高校の美術教師が激流に呑まれた。他殺か?自殺か?居合わせた慎一郎に疑いがかかる。果たして真相は? 愛と憎しみと誤解の渦巻く中でうごめく主人公と美しい人妻を中心に据えて人間の愛のあり方を問う長編小説。
著者の言葉「人は、果たして人を真に愛し得るか。これは永遠に、私たち人間にとっての課題であろう。/いかに真剣に愛を傾けたつもりでも、結局は自我の現れでしかなかったという事実に、私たちはしばしば突きあたる。それほど、人は人を愛し得ない存在なのであろう。/と気づいたとき、私たちの愛のあ[続きを読む]
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真実の愛とは何なのか?本当に生きるとはどういうことなのか?-ひたむきに生きる千香子の日記に綴られたゆれる魂の記録
「求めるものは愛でも、その求め方の違っているのが男と女の愛の姿なのか!/22才のワカイナース(看護師)、千香子は、同じ病院の内科医師・杉井田を愛し、そして、夏の夜に、彼に体をゆるした。だが、その後、杉井田は・・・・愛と信仰の作家・三浦綾子がつづる問題の野心作(オビ)」
広川さんからの言葉「今の君にぼくが贈るのは<われわれ人間はすべて、弱さと過ちからつくられている。われわれの愚かさを許し合おう。これが自然の第一の掟である>という言葉です。この言葉を、真剣に考えてください」を繰り返し[続きを読む]
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世界中で自分だけが幸福でありたいと願う香也子。その冷酷なエゴイズムが、純真な姉恵理子の愛までも引き裂こうとする-旭川を舞台に、三浦綾子が人間同士の真の結びつきを追及した話題の長編小説
人間は一皮剥けば人を傷つけあって喜んでいる存在なのだろうか。
香也子は父親容一とその再婚相手扶代とその連れ子章子と共に高級住宅街に住んでいる。一方恵理子はお茶の支障をしている母親保子とその母と共に豊岡に住んでいる。この二つの家庭を舞台に香也子の熾烈な嫉妬心がみんなの人生の歯車を大きく狂わせていく・・・・かなりな大部ですが展開が目まぐるしく変わり飽きることは全くない。
単行本 1977年6月25日発行 集英社 B6判 厚紙装 カバー オビ 368頁 装画 原叶人 装丁 浅[続きを読む]
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19歳の乙女が、憎しみあい、傷つけあいながらも、なお信じ続けることのできる道を求める青春ロマン小説
"誰だって人には言えない思いというものがある"早苗の孤独に凍てつくこころには、重く冷たい家庭と、秘密を抱いた父母の姿が焼きついている・・・・。
単行本 1976年4月25日発行 集英社 B6判 厚紙装 カバー オビ 259頁 装丁 谷俊彦 題字 三浦光世
「セブンティーン」 1975年2月~1976年2月 連載
オビ裏に「早苗の両親と詩人の沢謙三、そして彼の姪で妖精のよう[続きを読む]
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愛のテーマを探る推理ロマンの傑作/華やかな都会の迷路にさまよう女
旭川出身で銀座のデパートに勤める早川冬美には、高級官僚を父に持つ大企業のエリート社員・町沢加奈彦という素敵な恋人がいた。だが・・・。 平凡な幸福を願う冬美を襲った恐るべき罠。都会の迷路に潜む人間の孤独と欲望を、行き詰まるサスペンスで浮き彫りにした異色長編。
単行本 1977年-3月1日発行 主婦の友社 B6判 厚紙装 カバー オビ 254頁 装幀 丹阿弥丹波子
「アイ」 主婦の友社 1975年7月~1977年1月 連載 [続きを読む]
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人はなぜ、自分の家庭を裁きの家としてしまうのか、二つの家庭を舞台に描く問題作!
「家庭は裁判所ではない」ということを、わたしは度々口にする。しかし、現代は家庭もまた裁き合う場であって、憩いの場でもなければ、許しあう場でもなくなっていると言える。わたしは、現代の持つこの一つの問題を、親子、兄弟、夫婦、嫁姑の家族関係の中で追及して見たかった(単行本あとがき)
単行本 1970年5月25日 集英社 B6判 紙装 カバー オビ 317頁 装幀 小松久子
「週刊ホーム」集英社に1969年10月20日から連載されたが、休刊のため、2巻7号で連載中止となり、後半部分が書き下された。 [続きを読む]
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名作『道ありき』『石ころのうた』に先立つ長編自伝小説
三浦(旧姓堀田)綾子誕生から小学校卒業までの時期を描く自伝小説。生来虚弱な体質であったためか、人一倍臆病で、綾子の幼年期は不気味さと淋しさ、不安、恐怖の入り混じった中にあった。人間とは何か、生きていくということはどういうことかをおぼろげながらに感じ始める綾子であった。
単行本 1986年12月20日発行 角川書店 B6判 厚紙装 カバー オビ 319頁 挿画/本文挿絵 小松久子 本文詩 尾崎道子
「月刊カドカワ」1985年5月~1986年4月 連載 * [続きを読む]
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裕福な妻妾同居の家庭に育った主人公佐々林一郎の葛藤を通して、人間如何に生きるべきかを問う作品
崩壊寸前の家庭で葛藤する中学三年生の佐々林一郎とその担任である杉浦悠二や雑貨店を経営する久代との交流を軸にして、人間の生きるべき姿が描かれる問題作。登場人物が引き寄せられるようにしてクライマックスになだれ込むあたりはストーリーテラー三浦綾子の面目躍如と言えると思います。
1998年1月までの発行部数151万部です(三浦綾子記念文学館調べ)
単行本1968年5月25日発行 新潮社 B6判 厚紙装 カバー オビ 394頁 さし絵/装幀 小磯良平[続きを読む]
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愛の絆を失った現代人の孤独と真実/北の都札幌の病院長一家をひそかにむしばんでいたものは何か?/家族の葛藤と愛。/青春の反抗と夢。/切実なテーマに生きることの意味をさぐる力作長編
「どの家にも、人に知られては困る恥部がある。暗部がある。が、一見さりげなく無事をよそおって人々は生きる。「うちには宗教がない」などと、突きつめては生きて行かない。たまたまこの谷野井家の恥部は麻薬であった。覚醒剤であった。だが本当の恥部は法に関わるクスリの問題であったかどうか。小説の中に明確な答えは出していない。なぜなら、読者が作中人物と共に、何が自分の問題かを探し当てて欲しいからである。」(あとがき)
単行本 1989年9月22日発行 講談社 B6判 厚紙装 カバー オビ 309頁 挿画 楓久雄 装幀 大泉拓[続きを読む]
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愛なくばすべてはむなしきものを-人間はなぜ欲望に自らを失っていくのだろうか。冷たい家庭、憎み合う父と子。悲しみの家庭に渦巻く愛憎の葛藤を描く現代小説
父子の中が悪く冷たい家庭の中で一人心を痛める清純な弘子。冷たい隙間風の吹く家族を描き分けて、人間の愛憎と家庭の崩壊をあらわす問題作。等身大の登場人物たちに慄然としました。
単行本1973年3月30日発行 集英社 B6判 厚紙装 カバー オビ 318頁 装幀 中西清治
「女性セブン」小学館 1972年1月1日~1972年12月27日 連載
オビ裏に「無軌道な兄が巻きおこす破廉恥な事件に、悲しみを深める娘の愛のゆらめき・・・[続きを読む]
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亡き先妻への愛を胸に秘める大学教授。先妻そっくりな息子の嫁。舅と嫁の胸の内を描きながら、夫婦愛・家族愛を考える問題作!
「いやだわ、私・・・夫よりお父さんのほうを信じてる。夕起子は心の片隅で大学教授の舅に理想の男を描いていた。そして舅は夕起子の中に、戦中の青春をかけ愛した、亡き先妻の面影を重ねていた。危機を孕む人間同士、夫婦、嫁舅それぞれの心の奥にひそむ棘を鋭く衝く問題作。愛とは、結婚とは、戦争とは、を問う。」(文庫本背表紙)
単行本1982年4月1日発行 学習研究社 B6判 厚紙装 カバー オビ 382頁 装丁 川田幹 扉題書 本間敬三 扉/本文イラスト 楓久雄
「ベルママン」学習研究社 1980年4月~1982年4月 連載 [続きを読む]
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現代人にとっての幸せとは・・・札幌を打ちに繰り広げられる二つの家族の確執を通して、現代人の失った最も大切なものは何かをさぐる力作長編
家族とは、家庭とは? 「教育ママ」の姿をえがいた人間のエゴと魂のあり方を問う問題小説。
札幌に住む二人の才色兼備の姉妹、遠野木佐貴子と桜田亜由子。亜由子の息子、純一の目を通しながら、父母のさめた関係、母から弟・真二への冷たい仕打ち、叔母・佐貴子とその息子・俊麿の異常な関係などを描いていく・・・。
大人たち、特に母親のエゴを通し、家族の崩壊をえぐるように描く問題長編。家庭小説、社会小説としても必見の一作。
単行本1983年5月25日発[続きを読む]
三浦綾子が作家になった後の自伝。起伏にとんだデビューからの道のりを振りかえりながら、生きることの意味を問う。
三浦綾子の自伝はこの当時すでに4冊出版されていました。幼年時代を書いた「草のうた」少女時代を回想した「石ころのうた」自我に目ざめた青春時代を描いた「道ありき」結婚生活五年を記録しt「この土の器をも」。それに文筆生活に入ってから現在までを書けば、自伝が揃うと角川書店の編集者からのたっての奨めがあり着手したもののどこから切り込んだものか大変苦労したそうです。
単行本 1996年4月30日発行 角川書店 B6判 厚紙装 カバー オビ 288頁 装幀 熊谷博人
「野生時代」角川書店 1995年1月~1995年12月 連載
オビに「書くこと。それが私の使命だろうか。/愛を育み、病と闘い、信仰に生きた著者の精神の軌跡。生きることの意味を問う感動の自伝長編。/角川書店創立50周年特別作品」とある。
オビ裏に「自伝というものはむずかしいものである。書くことによって必要以上に自己を顕示する結果になることもあれば、書かないことによって、ある意味で自己顕示をしてしまうこともある。オーガスチンは、「信仰の極意は、一に謙遜、二にも謙遜」と言ったと聞いている。その言葉に痛みを覚えつつ、あえてペンを進めた。何れにしても人間は賞賛を得たい者、そして移ろいやすい者、弱い者、誰も前に顔を上げ得ない者、孤独で寂しい者である。こんな思いに共感して読んでくださる方がいるなら、それは何とありがたいことであろう(本文より)[続きを読む]
三浦綾子マイスター
ロン@三浦綾子大好きさん
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