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1位少年は残酷な弓を射る
引用元: Amazon
『少年は残酷な弓を射る』(しょうねんはざんこくなゆみをいる、We Need to Talk About Kevin)は、2003年に発表されたライオネル・シュライヴァー(英語版)による小説、および2011年に公開された映画。2005年オレンジ賞受賞作品。我が子を愛していたはずの母親と、母親の愛を拒絶し続けていた少年の物語であり、内容は殺人を犯した少年の母親が彼女の夫に宛てた手紙という一人称視点の形式を採る。
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『少年は残酷な弓を射る』(しょうねんはざんこくなゆみをいる、We Need to Talk About Kevin)は、2003年に発表されたライオネル・シュライヴァー(英語版)による小説、および2011年に公開された映画。2005年オレンジ賞受賞作品。我が子を愛していたはずの母親と、母親の愛を拒絶し続けていた少年の物語であり、内容は殺人を犯した少年の母親が彼女の夫に宛てた手紙という一人称視点の形式を採る。
たとえ誰であっても
胸糞洋画として有名らしいですが、単なるバッドエンドではなく人間の尊厳や命について深いメッセージを受け取りました。
罪の思いを持ちつつも国家から任された大義名分から、他人の命を粗末に奪い続けるナチス高官の身に、ある日ついに目を反らさず「答え」を突きつけられる時がやってきます。
たとえどんな大義名分であれ思想であれ、あなたが選択し続けてきた事は正しかったのか。
あなたが奪ってよしとしてきた命、同じ命がもし自分の大切な者のそれだったら?
命を奪わずとも、他人にあなたが与えた痛みや悲しみがもし自分や愛する者へ向けられたら?
あなたが痛まなければ他人は痛んでも良いのか?
最後のシーンで彼だけでなく観ている私達全員がこの真摯な問いへの答えを迫られます。
深く重い、しかし素晴らしい映画でした。