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大人の男性同士の恋愛の在り方がリアルに描かれていたから
3つのお話が詰め込まれた本ですが、一番好きなのは「リプライ」という話です。主要人物の二人は元々ゲイではないのですが、段々お互いが気になっていく流れがとてもリアルで自然でした。片方が恋心を自覚し告白するが、片方は「そんな目では見てない」と拒絶。一旦気まずい関係になった二人が、恋人同士になるまでの焦ったさにまた萌えました。大人の男性が少しずつ少しずつ、恋に落ちていく様が生々しく描かれていて、手放せない一冊です。
年下攻め×年上受けに萌えたからです
タイトルの通り、部活の後輩に迫られる話です。最初は「男なんてあり得ない」と突っぱねていた先輩が、後輩に胃袋を掴まれ、懐柔されていくのが面白かったです。後輩は忠実なワンコですがその反面狂犬でもあり、先輩はもう一生離して貰えなさそうで、可哀想で可愛かったです。
一途な恋愛の形に心を惹かれたからです。
主要人物の二人は幼馴染ですが、片方の母親が事故で亡くなり、祖母の元へ引っ越すことになります。離れていても相手を想い続け、紆余曲折を経て晴れて恋人同士になります。母親を亡くした傷が癒えない相手に寄り添う姿がまた健気で、二人がお互いを大切に大切に想い合う姿に胸が詰まる思いでした。周囲の人たちも二人を優しく見守っていて、心あたたまるお話です。また、男性同士の恋愛に戸惑う場面がリアルに描かれている点にも萌えました。