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ランキング結果
1位ももいろクローバーZ
引用元: Amazon
ももいろクローバーZ(ももいろクローバーゼット)は、百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れにからなる日本のガールズユニットである。2014年には、国立競技場でのライブを女性グループとしては初めて行い、2日間で11万人を動員した。ライブの年間動員数においては、過去2度にわたり女性アーティスト1位を記録。
2位sora tob sakana
公式動画: Youtube
プロフィール | 2014年結成。翌年、シングル『夜空を全部』にてデビューを果たす。2018年、初のラジオ冠番組「sora tob sakanaの飛ばなきゃ損損!!」が放送開始。翌年、シングル『ささやかな祝祭』がアニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ』の主題歌に抜擢される。2020年9月6日をもって解散した。 |
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“絶妙なズレ”でジュブナイルを表現する
ポストロックやエレクトロニカを基調とした先鋭的なサウンドに、ジュブナイルの切ない世界観を描く歌詞。サウンドプロデューサー・照井順政と、メンバーの少女たちが紡いだオサカナというグループは、過去を振り返ってみても突出したオリジナリティーを持つアイドルでした。
アイドルはそのほとんどが“恋愛禁止”が暗黙の了解となっていますが、そのことに象徴されるように、基本的には「モラトリアムの間だけに存在が許されているもの」です。実際に少女期、青春期の真っただ中を生きるメンバーが、そうした世界観を表現することの一体感と、けれど楽曲自体はメンバーではなく大人の男性が作っているというズレが、絶妙な魅力となっていました。
メンバー全員が10代をオサカナとして過ごし、そのうちの1人がハタチを迎えた2020年に解散してしまったのは、悲しいながらも必然だったのかもしれません。
3位PRECOCI
引用元: Amazon
プロフィール | 26人の子役からなる男女混合のアイドルグループ。1999年3月17日、シングル『いーじゃん!!』でデビュー。グループとしてだけでなく、グループ内ユニットがCDデビューを果たし人気を博した。2001年10月をもって解散。 |
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パフォーマンス&楽曲重視の早過ぎた精鋭子役集団
1999年3月にCDデビューした、26人の子役からなる男女混合のグループ。J-POPを基調としつつ、ジャズ、HIPHOP、タップなどが楽曲やダンスに取り入れられたパフォーマンスが特徴。
アイドルらしいキュートさが売りのPti・Pti、双子の姉妹・佐藤ニキと佐藤里奈によるニキリナなど、グループ内ユニットも単体でCDデビューを果たしました。レギュラー番組「PRECOCI TV」(キッズステーション他)、「THE夜もヒッパレ」(日テレ系)などメディア露出も少なくありませんでしたが、駒沢公園での公開パフォーマンスやCDリリースイベントなど、ライブ活動にも重きを置いていました。
Perfume、AKBのブレイクを機に起こったライブアイドルの隆盛を待たずして、2001年10月に解散。現在、元メンバーの飯村翔は、ロックバンド・OKAMOTO'Sのボーカル、オカモトショウとして活躍中。石川友里恵、柿沼亜里沙、山崎未来の3人は、グループ解散後にR&Bグループ「YA-KYIM」として活動していました。解散ライブで当時高校生の沼澤智之(のちのVimclipのTOMO)が、楽曲の中でこれまでにないほど激しくラップしていた姿が忘れられません。
楽曲の良さと無軌道なエネルギッシュさ
ライブやCDリリースを重ねながらアイドルとファンが一丸となって規模感を上げて行く、という現在のライブアイドルの活動展開の基本メソッドを作ったグループ。
ももクロがデビューした当初はまだSNSやスマホが一般的にはさほど浸透しておらず、魅力が外部に伝わらずに人知れず活動を止めるグループが多い状況でした。
「単に現場が楽しかった」「メンバーが好きだった」「曲が良かった」など、初期ファンが傾倒した理由はそれぞれにありますが、その中でも「このままでは活動を止めてしまう」という危機感が、ももクロ初期の熱狂(ももパンからミライボウル辺りまで)を生む大きな一つの要因になっていたように思います。
それ以外に、個人的には楽曲の良さに加え、全国を(テレビカメラが付いてるわけでもないのに)車中泊で回ったヤマダ電機ツアーに象徴される無軌道なエネルギッシュさに強く惹かれました。僕はアイドルファンの中では現場に足繁く通う“現場派”ではなく、基本在宅の“在宅派”なのですが、これまでのアイドルの中で最も現場に通ったのが、ももいろクローバーでした。