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軽く読めるエッセイで面白かった
作者が高齢になってきて、人生を振り返り、また行く先の事を考えて書かれたエッセイです。自分の行く先を思案していた時に読んだので、先達の言葉としてすんなり吸収でき又考えさせられる言葉が沢山あり、面白かったです。
登場人物の不思議な恋愛関係が面白かった
有閑マダムの霧子と学生運動に参加しながらもどこかでのめり込めない大学生の出会いから別れまでが描かれています。異なる環境にいる二人が魅かれあい恋愛ゲームのような奇妙な関係を持ち、関係を深めていく先に時を超えた意外な共通点が最後に繰り広げられます。
新しい人生の考え方を気付かせてくれる
人生も後半になれば、上を目指して「登山」するばかりでなく「下山」することに注意深く意識を向けていくのが良い、という考え方にハッとさせられました。下山だからと言って落ちていくのではない、次の登山に向かう準備であり、下山こそよく考えていかなければならない、という事を学びました。
読みやすかった
親鸞という人が浄土真宗を起こしていった過程を知りたくて、この本を読みました。全6巻だったので難しい宗教的な事が書かれていると読み切れないと思いましたが、親鸞本人や周りの登場人物もとても個性的で興味深く書かれており、とても読みやすくどんどん引き込まれて行きました。