【人気投票 1~30位】五木寛之の書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
直木賞受賞作家でありながら、自身も32年間にわたり直木賞選考委員を務めた経歴をもつ「五木寛之」。1966年に発刊された『さらばモスクワ愚連隊』でデビューして以来、数々の人気作を世に送り出してきました。そこで今回は、みんなの投票で「五木寛之の人気書籍ランキング」を決定します。2001年に映画化を果たした『大河の一滴』や、浄土真宗の開祖“親鸞”の生涯を描いた長編小説『親鸞』などの名作揃いのなか上位にランクインする作品とは!あなたのおすすめも教えてください。
最終更新日: 2023/11/18
ランキングの前に
1分でわかる「五木寛之」
多彩な書籍を執筆する「五木寛之」
1932年、福岡県出身の五木寛之。早稲田大学中退後はテレビ局や広告代理店、テレビCMソングの作詞を担当するなど、幅広い活動を行っていました。1965年に小説執筆に取りかかり、1966年に『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。同作が直木三十五賞にノミネートされ注目を集めました。以後、『大河の一滴』(1998)や『親鸞』(2010)、『孤独のすすめ』(2017)などの小説やエッセイ、仏教・浄土真宗の教えをもとに執筆している書籍を数多く発表しています。
実写映画化もされたベストセラー作品の数々
前項で述べたように、幅広いジャンルの執筆を行う五木寛之。『さらばモスクワ愚連隊』や『燃える秋』、『青年は荒野をめざす’99』など、映画化される作品も多数執筆しています。なかでも2001年に公開された『大河の一滴』は、200万部を超える大ロングセラーのエッセイが原作となっており、海外でも絶賛されるほどの大作となっています。
本ランキングにおける「五木寛之の書籍」の定義
本ランキングにおける五木寛之の定義は、彼が手がける作品です。エッセイや共著、随筆の作品にも投票が可能です。ただし、海外の作品を翻訳した文学作品はランキング対象外となります。
ユーザーのバッジについて
五木寛之の作品を全作品読んだことがある。
五木寛之の作品を15作品以上読んだことがある。
五木寛之の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
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生きるヒントで前向きに。
1章:歓ぶ、2章:惑う、3章:悲しむ、4章:買う、5章:喋る、という風に章に分かれており、12章まであります。ご本人も書かれていますが、「人生論」や「思想」ではなくちょっとした「ヒント」の本です。とはいえ、私には、なるほど!と思うことが多くて、元気が出ました。人は、心と体で生きているのだと再確認できました。
報告時々読み返している良書です
この本は小説と異なり、エッセイに近いので読みやすいです。悲しみ、喜びなど人の感情について作者の想い、苦悩が書かれているので、時には共感し、時には反感も覚えますが、読んでいてためになることは確かです。時々読み返していますが、その時により想いが異なるのを発見することができます。
報告心が楽になる
様々なテーマで日々生活する中で悩ましいこと、怒りたくなること、嬉しいことなどをどう自分自身で捉えて、コントロールすべきかがこのエッセイを読む中で理解できるようになると思いう。自分自身の感情を穏やかにさせてくれるエッセイであり、繰り返し読んでもいつも何か気づかされることがあった。
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不安は強い防衛本能!
不安を悪として見て、何とか追放しよう、退治しようとする考え方は間違っていると考えているそうです。不安をたくさん抱えている人は、体に警告を発する優れた警報機をそれだけ多く持っているとも言っています。不安の多い私は、救われました。不安だらけだって、ダメな人間じゃない。
報告不安は「不安」ではない。
ネガティブに目を向けることで、ポジティブがより際立つ、そんなことを説いています。ポジティブだけなんてことはありえないし、それだけでは味気ない人生になってしまいます。
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だって、これしかないでしょ
我々の世代は「青春の門」を読んで育ったと言っても過言でないと言えます。私にとって、読みながら頭の中に浮かぶ映像が映画のスクリーン的であった初めてのエンターテイメントとしての小説が、この「青春の門」でした。中でも、第一部筑豊篇での主人公伊吹信介の関わる人物の生き様が素晴らしく、小説の中に引き込まれてしまいました。
報告新着・注目
まだまだ採点・コメントが少ない候補です。ご存知の場合はぜひ採点をお願いします!
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知られざる親鸞の姿に迫る大作
浄土真宗の宗祖として知られる親鸞聖人の人生を描いた全6巻という大作シリーズの始まりの章。幼少から若き青年期までが描かれており、その波乱に富んだ人生を物語としてとても読みやすく小説にしています。史実はもちろん、そこにエンターテインメント性を持たせてあるのでまるで大河ドラマのように面白く読め、あっという間に夢中になります。
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16位七〇歳年下の君たちへ:こころが挫けそうになった日に
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17位健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の「養生訓」。
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落ち込んだ時に読み直す名作
ブッダや親鸞の教えを随所にちりばめながら、作家自身の体験も踏まえて書かれた人生論。人生で行き詰まりを感じたり日常に疲れた時に読み直したい名作で、生きることの大切さを教えてくれます。本書の中にある生きることそのものが値打ちであるという言葉に救われた人も多いのではないでしょうか。
わたみんさん
1位(100点)の評価
人間は一滴
「大河の一滴」は五木寛之によって書かれた哲学的なエッセイです。哲学的とは言っても、小難しい概念や用語が登場するのではなく、「いまこそ、人生は苦しみと絶望の連続だと、あきらめることからはじめよう」「傷みや苦痛を敵視して闘うのはよそう。ブッダも親鸞も、究極のマイナス思考から出発したのだ」というような、分かりやすく勇気づけられる言葉が散りばめられたエッセイとなっています。所詮は、人間など大河における一粒にすぎない、分かってはいても認めにくい考えを、しっかりと肯定してくれる気がして生きる意欲が湧いてきます。
shutoさん
1位(100点)の評価
それまでに感じたことのない価値観だった
高校在学中から不安障害になってしまい、浪人(ほぼニート状態)の頃に手に取った本です。それまでは「生きること」に精一杯になっていましたが、「死なないこと」によって生きること、そんなことを自分は感じ取りました。
努力家さん
1位(100点)の評価