からくり人形さんの「花澤香菜の歌ランキング」

可愛らしさとジャジーな大人の魅力

花澤香菜氏にとって代表曲中の代表曲と言って差し支えのないような楽曲であると思う。
この曲に初めて出会ったのは中学生くらいの時で、最初に聞いた時はいわゆるキャラクターソングとしての可愛らしさを全面に押し出したような楽曲であると感じた。
大学生になって、ジャズ研究会というサークルに入り、ジャズを聞くようになった。
その上で、この楽曲を何となく久しぶりに聴いた時、花澤香菜氏の可愛らしい歌声のバックとしてのジャジーな演奏に耳を惹かれた。
もちろんいわゆるジャズと比較すればジャズらしさは希薄である。
しかし、アニメソングとして、可愛らしくキャッチーな歌声とリリック、その後ろで鳴っているジャジーなバンドサウンドという組み合わせは非常に高いレベルで融合しているものだと思う。その点でこの楽曲は本当に魅力的ですばらしい楽曲だと思う。