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Twitterでシェアまえがき
一度は、手に取って読んだことがある人が多い作者さんでは、ないでしょうか。再度読みたくなる本を選んでみました。
ランキング結果
2位思いわずらうことなく愉しく生きよ
引用元: Amazon
『思いわずらうことなく愉しく生きよ』(おもいわずらうことなくたのしくいきよ)は、江國香織による日本の小説。 女性ファッション雑誌『VERY』(光文社)にて2001年10月号から2003年12月号まで連載された。
読んでいくうちにはまりました
とても個性溢れる3姉妹。読んでいくうちに三姉妹に共感を持ち、はまってしまいました。
犬山家の家訓、「思いわずらうことなく愉しく生きよ」まさに、今私に必要なのこれだなあって妙に納得しました。
3位間宮兄弟(小説)
引用元: Amazon
『間宮兄弟』(まみやきょうだい)は、江國香織の小説。初出は「女性セブン」2003年7月10日号~2004年1月1日号。2004年9月29日、小学館から発売(ISBN 4093874999)。
間宮兄弟になんだか、ほっこりします。
女性にもてない兄弟の話なのに、なんだかほっこりしました。
自分の苦手なものと好きなものをちゃんとわかっていて選んで生活する兄弟の暮らし方は、なんだか羨ましく感じました。
「恋はするものじゃなく、おちるものだ」まさにこの言葉です。
ふたりの少年と年上の恋人の恋愛小説。不倫とかあまり好きではないが、はまりました。
少年側、主婦側どちらに感情移入するかによって、かなり印象が違うかと思いますが、どちらになっても切ない。
映画にもなっているのでそちらをみた後また読むのも面白いかと思います。
なんだか羨ましくもある2人です。
対照的な二人の物語です。学生時代から30歳になる今までずっと一緒だった彼女達はお互いの事をよく知っているだけに気になることもあり、本音が出たりしますが…。2人の距離感など、江國香織さんらしく読みやすかったです。
あとがき
まだまだ好きな作品は、ありますが、今回は、このランキングにしました。楽しんでいただけたでしょうか。
10年以上前の作品とは、思えません。
21編の短編集。短いながらも読み応えがあります。ちょっと不思議な感じがするのは、私だけではないはず。温かい気持ちになれる作品です。ハンカチを用意した作品もあるので、涙腺が緩い私は、かなり泣かされました。