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simple読書会 前田さんの「恋愛小説ランキング」

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更新日: 2020/09/03
simple読書会 前田

『simple読書会』主催者

simple読書会 前田

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ランキング結果

あなたを守りますと誓った男に捨てられた女が覚える恐怖、すっかり信じきった後の不信。

アプローチを続け相手から愛される様になったアドルフ。
相手からの愛情が思いのほか重く、徐々に冷めて別れたくなっていく。
自分でも別れた方が良いと考えるものの、
なかなか別れを切り出せず
仕方なく現状維持を続けている。そして。。。

いつの時代も変わらない。

2高慢と偏見

高慢と偏見

引用元: Amazon

『高慢と偏見』(こうまんとへんけん、Pride and Prejudice)は、ジェーン・オースティンの長編小説。『自負と偏見』『自尊と偏見』という日本語訳題もある。 18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情と、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた恋愛小説。精緻を極めた人物描写と軽妙なストーリー展開で、オースティンの著作の中でも傑作と名高い。

「ブリジット・ジョーンズの日記」の元ネタ

最悪な印象が愛情へと変わっていく過程が、物凄い説得力で展開される。

ポイントは、「新たな一面」と「私の為にこんなにしてくれるなんて」

主役の男女二人はもちろん、脇役も個性溢れるキャラクターで、
出来事や会話の一つ一つまで面白い。

19世紀の小説だが、現代人が読んでも十分楽しめる一冊。

3水妖記(ウンディーネ)

水妖記(ウンディーネ)

引用元: Amazon

『ウンディーネ』(Undine)は、1811年に発表されたフリードリヒ・フーケの中編小説。水の精霊ウンディーネと騎士フルトブラントとの恋と、その悲劇的な結末を描く幻想譚である。ゲーテから賞賛を受けたのを始め作者の生前から広く読まれ、多くの絵画、舞台、音楽などの題材となった。 フケーはこの物語の典拠としてパラケルススによる古文献を挙げており、またパラケルススが取り上げているシュタウフェンベルクのニンフの物語も着想のもとになったと考えられる。

騎士と水の精の悲恋物語

美しい男女の運命的な出会いという定番の流れから、思わぬ展開を辿る本書。

民話を元にしており、おとぎ話風の設定ながら、
描かれている恋愛はなかなか現実的。

住む世界が違う者同士の衝動的な恋愛は長く続かないことがよく分かる。

結婚前と結婚後、果たして水の精はどちらが幸せだったか考えるのも一興。

恋愛の多面性

初恋、若者の恋、老人の恋、子どもの恋など色んな形の恋愛が交錯する群像劇。

”シャンパンで書かれたような小説”という帯の解説に偽りなく、
上品で香り高い恋愛ドラマが楽しめる。

「僕の人生には、どうしていつもこういうことが起こるのだろう。」と言って、
主人公が全く予想もしなかった人物と突然恋に落ちる場面には、
不思議とリアルさが感じられる。

ややマイナーだが、劇団四季のミュージカルにもなっている。

5ロリータ

ロリータ

引用元: Amazon

『ロリータ』(Lolita) は、ロシア生まれのアメリカ合衆国の作家、ウラジーミル・ナボコフの小説。1955年刊。少女性愛者ハンバート・ハンバート(1910年生まれ)と、彼が心惹かれた少女ドロレス・ヘイズ(1935年1月1日生まれ)との関係を描いた長編で、全体はハンバートの手記の形を取っている。 初版はパリで出版され、内容をめぐって論争を引き起こしたのち、1958年にアメリカで出版されベストセラーとなった。出版当時はポルノまがいの作品との評価も受けたが、現在ではアメリカ文学の古典として認知されている。 ヒロインの愛称である「ロリータ」は今日でも魅惑的な少女の代名詞として使われており、ロリータ・コンプレックス、ロリータ・ファッションなど多くの派生語を生んでいる。

ハンバートの知的で絢爛たる言語遊戯の面白さ

ロリコンの語源
「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ リー タ」

物語の筋書きを追って楽しむ読者にも、
顕微鏡でみるように細部を点検して楽しむ読者にも喜びを提供してくれる本書。
正直1度読んだだけでは私は理解はできなかったが
この本には何かあると思わせてくれる一冊。

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