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つのさんの「綿矢りさの書籍ランキング」

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更新日: 2020/04/16

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ランキング結果

本当にありそう…

「夢を与える」は、子役になった女の子が過ごしていく生活について書かれている本です。子役になって華々しく活躍するストーリーではなく、彼女も人並みに恋をし、反抗期など紆余曲折な人生を過ごすという話です。子役のきれいなイメージが壊れる衝撃的な話ですが、これはこれでありそうと思わされてしまうのが綿谷先生の凄い所です。

どちらの気持ちもわかる…

「かわいそうだね?」は、男の子が休職中の元彼女を親切心といい家に泊めていることを快く思わない彼女が最終的には暴走してしまい、男と別れる話です。この物語を読んだとき、自分なら困ってる元彼女を見捨てるだろうか、主人公と同じで元彼女を守るだろうかで悩まされる話でした。こんなことが自分に起きて悩まないことを祈るのみです。

怖い・・・

私は「ウォークインクローゼット」に収録されている「いなか、の、すとーかー」が一番のお気に入りです。これは陶芸家の主人公に対して、執拗にストーカーをする女と主人公の周りの人間を描いた作品となってます。幼馴染もストーカー騒ぎに便乗して主人公に悪さを働くのですが、これも気持ちが少しわかってしまう動機で、いろいろと考える点があり、それにしても人間は怖いなという感想を抱きました。

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