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お嬢様はキャラクターきっての人情派
父親が理事長を務める龍門渕高校麻雀部部長。龍門渕家はレジャーランドも所有し、執事がいるような資産家。従妹の天江衣は両親を亡くしたことから龍門渕家に引き取られることになるが、同い年の衣をとても大切にしているところ、登場人物の中で実は一番心優しい？と感じられるところが好き。もちろん漫画なので卓ではありえないことオンパレードだが、透華はデジタル派で研究熱心なところも好感が持てる要素。衣によると泳げないらしいが卓球が異常に強いところもおもしろい。
自ら鎖を外さない透華専属メイド
天江衣のトモダチを集めるために龍門渕透華がスカウトした龍門渕高校麻雀部メンバー。小学生大会でチームを救うために父親譲りのマジックで牌をすり替えた過去がある。そんなことをしなくても十分魅力的な打ち手だとスカウトしてくれた龍門渕透華を純粋に慕っているところがかわいくて好き。麻雀に関しては龍門渕透華以上にデジタル派な点も個人的はとても好き。
プラマイゼロの嶺上使い
家族麻雀で勝ちすぎると怒られ、負けるとお菓子がもらえないという理由で意図的にプラスマイナス0点で和了れるようになった天才。何があって咲は父親とともに長野県に、姉の照は母親とともに東京へ行き別居しているのかいつまで経っても明かされないが、咲が照に負い目を感じながらも繰り返し夢に見るほど純粋に慕っているところがいじらしくて好き過ぎる。漫画はやっと全国大会の決勝だが、偶然二人がすれ違い、一言も交わせなかった場面は背景を何も知らないのに思わずぐっときてしまった。
我らが学生議会長雀士
親の離婚で長野一麻雀が強い風越女子高校に行けず、清澄高校では3年になるまで麻雀部員が5人以上集まらなかったところを諦めずに結局高校最後の全国大会にまで進んだ。少々がさつだが、人の能力を見抜く力にはあっぱれと思うほど関心する。ここぞという時ほど地獄単騎で和了る点はオカルト寄り。物語の設定上だが、中学生全国チャンピオンの原村和が初打ちで気づくこともなかった咲の潜在能力を逃さなかったただ一人の人。男子の扱いが雑過ぎるところが玉に瑕か？
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不完全なチャンピオン
照魔鏡という特殊能力でチャンピオンに君臨する主人公宮永咲の姉。相手の打ち方を少し見ただけで性質や傾向を見抜き、すぐに連続和了し始め、必ず和了ごとに点数を上げていく。クールだが、パンケーキに簡単に釣られるギャップ、妹同様、天然？という面が見え隠れするところがとても好き。白糸台高校入学当初、麻雀部がスコアで大会メンバーを選抜していると聞き、プラマイゼロで毎回和了っても強い雀士がいる=スコアで強さは測れないことを証明するシーンは姉妹の絆を感じてぐっと来る。連載が始まって14年、未だに咲との確執が何なのか明かされない点も、心を摑まれ続ける要因かもしれない。