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nさんの「将棋の戦法ランキング」

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更新日: 2023/02/06

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ランキング結果

汎用型有力戦法

早繰り銀の魅力は語り尽くせませんが、大まかに言えば汎用性の高さと戦法の有力性が挙げられます。
汎用性の面では、居飛車において早繰り銀の右に出る戦法は無い。角換わりではもちろん、極限流や対振りでも使うことができ、特に中飛車相手では超速を使うことで戦いを優位に持っていくことができる。また、四間飛車や三間飛車相手でも場合によっては左の銀を使う、左銀急戦など、早繰り銀の攻め方を知っていればかなりの戦法に対して優位を取ることができる。
有力性の面では、ソフト的な評価値としても悪くなく、トッププロ間でも指されている(有力だと認められてる)ため、棒銀などの欠点であった、受け方を知っている相手には作戦負けになることがある点を気にすることなく指すことができる。また、評価値的な面で言えば腰掛け銀が人気ではあるが、腰掛け銀は非常に難解であり、プロの上位層であっても間違える可能性が高い、そのため初心者で指しこなすのは不可能に近く、腰掛け銀を指したいのであれば止めないが、お勧めはできない。さらに言うと、腰掛け銀は桂馬で攻める場面が多く、早繰り銀や棒銀などと違い攻めが細い。そのため初心者が手を出すと、攻められないで終わるか、攻めがすぐに切れて負けるか、といったような将棋になるため、あまり勉強にならないのではないかと私は考えてる。
その点早繰り銀であれば、攻めは分かりやすく、細い攻めを繋げなければいけない、といったことはそこまで多くない。攻めの基本の駒である、飛車角銀桂を活躍させて行くことが出来やすいため、最初に学んでおけばその後の気力向上にも役立つと考えている。
以上が私が考える、居飛車を指したい初心者が最初に学ぶべき戦法である理由だ。

2棒銀

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