みんなのランキング

アイドルは記憶の彼方にさんの「好きなソロアイドルランキング」

0 0
更新日: 2025/11/07

アイドルは記憶の彼方に

ランキング結果

1973年のレコード大賞新人賞が証明するもの

桜田淳子さんこそがNo.1のソロアイドルであるという話をする前に、些か長くなりますが、まず初めに、説明したいことがあります。アイドルという言葉が初めて世に出たのが1971年。その年にデビューした南沙織さんをもって嚆矢とされています。そして1970年代から1980年代がソロアイドルの時代で、1990年代以降、今日に至る期間は、モーニング娘。から始まり、AKB48、坂道シリーズへと続くグループアイドルの時代であり、ソロアイドルは存在しません。そして第一期アイドル全盛期が1973年、第二期アイドル全盛期が1982年で、ともに5人しか選ばれない日本レコード大賞の新人賞が全てアイドルで埋められ、また、のちの活躍を考えると信じられないようなアイドルが選に漏れました。具体的に述べれば、1973年の受賞者は、桜田淳子、浅田美代子、アグネス・チャン、あべ静江、安西マリアの5人で、最優秀新人賞は最年少15歳の桜田淳子でした。その年デビューした山口百恵、石川さゆり、キャンディーズ、フィンガー5は選に漏れました。また、1982年の受賞者はシブがき隊、早見優、松本伊代、堀ちえみ、石川秀美の5人で、最優秀新人賞はソロではなくグループのシブがき隊でした。中森明菜、小泉今日子、三田寛子は選ばれませんでした。選に漏れたメンバーの顔ぶれを見ただけで、如何にこの2つの年の新人賞のレベルが高かったか分かると思います。今では話題にもなりませんが、この当時の日本レコード大賞の権威は大変なもので、特に新人賞はその年にデビューした新人歌手のNo.1を選出すると同時に、No.1のアイドルを選ぶことでもありました。およそ半世紀の歳が流れ、既に引退した人も多く、また当時を知る人も少なくなりましたが、桜田淳子さんが歴代ソロアイドルのトップに位置するということがわかっていただけたら幸いです。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる

芸能人・著名人の新着記事

おすすめのランキング

あわせて読みたいランキング