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usaさんの「佐藤愛子の書籍ランキング」

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更新日: 2019/09/27

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まえがき

祖母の本棚にある佐藤愛子さんの本の数々。私にはまだ早いと思い手に取ることがなかったのですが、私もいい年になりついに読んでみました。すると、若い人が読んでも年配の人が読んでも楽しめる、年齢など関係なく読めることに気づきました。気持ちがすっきりする本がいっぱいです。

ランキング結果

1人生は美しいことだけ憶えていればいい

人生は美しいことだけ憶えていればいい

引用元: Amazon

本書は、怒っていれば元気という著者が「少しは生きる苦労があったほうがいい。なんらかの苦しみがなくては幸福は生まれてこない」「人には負けるとわかっていても闘わねばならない時がある」という座右の言葉を胸に、波瀾の人生を乗り越えて綴った、痛快人生論。読むだけで元気が出ます。

私にはないものだから憧れます。

私は、気が短くないし、そこまで怒りがこみあげてこないし、ましてや、人様や世間に文句なんて言う勇気のない人間です。だからこそ、佐藤さんのおっしゃることにあこがれてしまいます。

2九十歳。何がめでたい

九十歳。何がめでたい

引用元: Amazon

 自ら災難に突進する性癖ゆえの艱難辛苦を乗り越え92年間生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、人生をたくましく生きるための箴言も詰まっていて、大笑いした後に深い余韻が残ります。  ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。

題名からして痛快です。

日常に起こる出来事に憤ったり、嘆いたりしています。わたしも、その通りだと共感しました。でも、自分の口からは言いにくいです。どんどん読め進められる本です。

3それでもこの世は悪くなかった

それでもこの世は悪くなかった

引用元: Amazon

ワガママ盛りの6歳で聞いた乳母の言葉は、思えば初めての人生の教訓だった。以来、父・佐藤紅緑、母、先輩や友の影響を受けて出来上がったのは、「他人から理解されないばかりでなく、自分でも何かわけのわからない、ヘンな佐藤愛子」。 そして二度の結婚に失敗、夫の借金に巻き込まれ、それでも人は幸福に生きられる! 93歳、初の語り下ろし人生論。

このセリフを言ってなくなるのが私の理想です。

生きていると辛いこと、たくさんあります。人生って楽しいことよりも苦しいことのほうが多いよと嘆くこともあります。でも、本書を読むと、最期の最期に、「いろんなことがあったけれど、この世はそんなに悪いところじゃなかった、生きるのも悪くなかったな」と言える気がしました。

4血脈

血脈

引用元: Amazon

それは、妻子ある佐藤紅緑が、新進女優を狂おしく愛したことに始まった。 大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くしていく。 圧倒的迫力と感動の大河長篇。

こんなことって本当にあるのかと思わせる本でした。

私の人生は穏やかそのものだ、と思ってしまうほど物凄く厳しい環境や境遇だらけでした。下のなかの「佐藤家には毒の血が流れとるから気をつけなさい」という言葉。こんなこと言われたら、私は胸を張って生きて行けるだろうか・・・。

5女の背ぼね

女の背ぼね

引用元: Amazon

女の人生に必要な心構え34章 好み、夫婦関係、母親、男、老い――女の人生、元気にスジを通して生きるための心構えを爽快な愛子節で説く、傑作エッセイ集。

妻と母親の両立に悩んだ時に読みました。

妻となり、母となり、その前に女性である私。いくつかの役割を1日に何回もこなさなければならない毎日に疲れた時、悩んだ時に読みました。
「ムキになると完璧を求めてしまう」私だと思いました。

あとがき

女性としての生き方、世間との距離のとり方、自分を守る術、健康な考え方を学ぶのに重宝する本ばかりです。世間の目にとらわれることなく、本当の自分を大切にして生きて行こうと思える本に出会えてうれしいです。

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